約 2,940,231 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9440.html
脱走中 逃走した犯人を探せ! 絵探しクイズゲーム 【だっそうちゅう とうそうしたはんにんをさがせ えさがしくいずげーむ】 ジャンル クイズ 対応機種 Nintendo Switch メディア ダウンロード専売 発売・開発元 TT 配信開始日 2023年3月16日 定価 980円(税込) プレイ人数 1人 セーブデータ 1箇所・オートセーブ方式 レーティング IARC 12+ 判定 なし ポイント キーワードを元に逃走犯を探し当てるイラストクイズ安定した面白さだが繰り返しプレイには不向きそもそも「逃走犯」がほとんどいない 概要 ゲームルール 評価点 問題点 総評 余談 概要 東京都港区に本社を置くIT企業、東京通信(TT)から定期的に配信されている、Nintendo Switch専用ダウンロードソフトの一作。 ジャンルは『ウォーリーをさがせ!』と同じタイプのイラストクイズ。警察官となって逃走犯を発見するという設定。 ゲームルール おおよそ3つのキーワードを元に、たくさんの人で賑わうステージ舞台の中から逃走犯を見つけ出すのが目的。全29ステージ×10問を順々にプレイしていく。 人物や逃走犯の配置、及び問題内容は完全固定。問題正解後は逃走犯の罪状に関する解説がされる。全問正解するとステージクリア。 不正解でもペナルティは発生せず、同じ問題が繰り返されるのみで済む。また逃走犯に関するヒント表示も無制限に使用可能。 「ステージセレクト戻るアイコン」をタッチ(*1)すると問題途中でステージセレクト画面に戻れるが、再プレイ時には一から問題をプレイし直す必要がある。 Switch本体側とコントローラー操作の双方に対応。主な操作は「該当する人物の回答」「ステージの上下スクロールや視野の拡大」「ヒントの使用」など。 評価点 イラストクイズとしての安定した楽しさと手強さ 「キーワードからその特徴と一致する逃走犯を探し当てるだけ」という、警察版『ウォーリーをさがせ!』そのものな内容である。 イラストに関しても『ウォーリーをさがせ!』同様の「多種多様な人物がみっちりと描かれる」タイプのもので、その中から逃走犯を発見するのが楽しい。 各ステージに登場する人物は全員、粗目のタッチで描かれているため、その粗い外見の中から特徴を見極めなければならず、その難易度は意外と高い傾向にある。 しかしながら、探索範囲がそこまで広くはなく、人物の配置は完全固定なため、ダメ元で総当たり回答すればいつかは正解する事も可能である。 29のステージすべてが個性的な舞台で描かれており、先のステージをプレイしたくなる楽しみがある。ステージ・問題総数が比較的多めなのも嬉しいポイント。 問題点 繰り返しプレイには不向き 問題内容や人物等の配置が完全固定なため、同じステージや問題を繰り返しプレイする理由が薄くなってしまう。 「人物の位置や特徴を変えて問題に変化性を持たせる」といった要素がないため、一度正解が分かってしまうと記憶力次第で即答できる虚無ゲーと化す。 各ステージにおける登場する人物は多種多様なので、せめて「複数パターンの問題がランダムで出現」という変化性があれば事情が変わっていたかもしれない。 ステージのやり直しがめんどくさい 各ステージごとに10問の問題が用意されているのはルールで記した通りだが、ステージの途中からプレイする機能が搭載されていない。 そのため、事情を知らずにステージを途中で止めてしまうと、どれだけ問題を進めていようが最初の問題からのやり直しをするハメになる。 誤ってステージセレクトに戻るアイコン(ボタン)を操作してしまうと、滑り止めもないままに即ステージセレクトに戻される事故も起きやすい。 一部のステージにおける人物配置ミス ステージ22の舞台である遊園地の問題では、明らかにキーワードと一致しない人物が正解扱いとなる現象がある。 このステージの問題には「ピンクの服・金髪・水色の靴」のキーワードが示されるのだが、それらしき少女ではなく、なぜか無関係な女性が正解になる。 正解後は「親とはぐれた少女」という解説がされるが、少女どころか母親といった方がしっくりくる風貌にしか見えない絵面が妙にシュール。 配置ミスではないものの「人物が小さすぎてキーワードの特徴が肉眼で把握し辛い」という、視覚上で混乱するステージの問題もいくつかある。 総評 ジャンル上の安定感という意味では優秀であり、繰り返しプレイには向いていないという問題点もあれど、『ウォーリーをさがせ!』好きならば楽しめる一作。 やり込みと呼べる奥深さは薄いものの、そこは「ステージ・問題数多めのカジュアルなイラストクイズ」として割り切るべきだろう。 余談 そもそも「逃走犯」がほとんどいない 「逃走犯を発見する」という設定な割に、作中で逃走している犯人がほとんど見られないという根本的な突っ込みどころがある。 「爆弾テロ」「猟奇殺人の隠蔽」といった指名手配クラスの犯人がいる一方で、特に逃げる素振りを見せない規模の小さい犯罪者も多数登場。 さらには「浮気の真っ最中」「子供のいたずら」といった刑事事件ではない者や、「迷子の少女(上記)」「彼女に振られた」という犯罪ですらない者もいる。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/524.html
バイオハザードシリーズリンク ナンバリング スピンオフ 確認が必要なもの・執筆が認められないもの 関連作品 シリーズの沿革 作品系統 余談 ナンバリング ※各タイトルのCERO Z版および、DLCを同梱した完全版は記載を省略しています。 機種 タイトル 概要 判定 バイオハザード PS/SS/Win バイオハザード 「サバイバルホラー」をジャンルとして確立した作品。旧来『バイオハザード』の出発点。 良 GC/Wii バイオハザード 第1作のリメイク。当代最高峰のグラフィックで『バイオハザード』が蘇る。 DS バイオハザード デッドリーサイレンス 第1作の移植。携帯機ながら、細かなテクニックも再現している。 PS3/360/PS4/One/Win/Switch バイオハザード HDリマスター リメイク版のHDリマスター版。日本語音声やアレンジされた操作方法を追加。特典映像として「ウェスカーズリポート I II」が収録されている。 バイオハザード2 PS/DC/N64/GC/Win バイオハザード2 ザッピングの概念をシリーズに導入。2つの物語が共に動き出す。ゲームシステムは本作をもって完成されたと見ることもできる。 良 Game.com Resident Evil 2 日本未発売。2.5次元に変更され、収録されているのはレオン編のみ。 PS4/One/Win/PS5/XSX バイオハザード RE 2 『2』のリメイク。ザッピングを廃止しつつもシリーズ最高の難易度で恐怖演出を強化。本編で死亡した登場人物のIFストーリーを描いた「The Ghost Survivors」も追加された。 良 Switch バイオハザード RE 2 クラウド クラウドで遊べるSwitch版。 バイオハザード3 ラストエスケープ PS/Win/DC/GC バイオハザード3 ラストエスケープ 新たな恐怖で魅せる、崩壊した街からの最後の逃走劇。 良 携帯 バイオハザード ザ・ミッションズ 『3』の携帯アプリ版。ストーリーは警察署からの脱出まで。 PS4/One/Win/PS5/XSX バイオハザード RE 3 『3』のリメイク。原作からの乖離点・改悪点が多く、リメイクとしてはイマイチな出来。非対称マルチプレイモード『バイオハザード レジスタンス』を同梱(*1)。 なし Switch バイオハザード RE 3 クラウド クラウドで遊べるSwitch版。 バイオハザード コード ベロニカ DC バイオハザード コード ベロニカ 戦闘・謎解き・恐怖演出を盛り込んだ、旧来『バイオハザード』の終着点。 良 DC/PS2/GC/PS3/360 バイオハザード コード ベロニカ 完全版 ムービーシーンなどが修正・追加された。PS3/360版はDL専売。こちらはHD化され、トロフィー/実績機能にも対応している。 バイオハザード0 GC/Wii バイオハザード0 第1作の前日譚を描く。パートナーザッピングといった独自要素を盛り込んだ異色作。 良 PS4/One/PS3/360/Win/Switch バイオハザード0 HDリマスター 『0』のHDリマスター版。日本語音声やアレンジされた操作方法、新ゲームモードを追加。多数の追加要素を導入し、遊びごたえが増した良リマスター。 バイオハザード4 GC/PS2/Win/PS3/360/PS4/One/Switch バイオハザード4 シリーズ初のフルモデルチェンジを成功させた傑作。新たな『バイオハザード』のパイオニアであり、様々な作品に影響を与えた。Win版以降はHDリマスター化されている。 良 Wii バイオハザード4 Wiiエディション Wiiリモコンのポインティングや、モーションコントロール機能で快適なプレイが可能に。 携帯/iOS/Android バイオハザード4 「THE MERCENARIES」感覚で『4』を遊べる。2017年8月24日配信終了。 iOS バイオハザード4 iPad edition 上記と基本内容は同一だが、無印が全22章なのに対しこちらは12章まで。 Zeebo Resident Evil 4 Zeebo edition 日本未発売。携帯電話並みのスペックであるZeebo向けに演出が削減されている。 Quest バイオハザード4 シリーズ初の6DofルームスケールVR作品。VRに合わせ、TPS視点からFPS視点に変更。Quest独占タイトルであり、Valve IndexなどのPCVRユーザーからは反発も見られた。また、Wii版以来となる体感操作に対応した作品でもある。 良 PS5/XSX/PS4/Win/Mac/iOS/iPad バイオハザード RE 4 『4』のリメイク。オリジナルのシステムを踏襲しつつ、新たにパリィが導入された。 バイオハザード5 PS3/360/Win バイオハザード5 安定した進化を遂げたものの、作風の変化ゆえに賛否が分かれる作品となった。全編オンラインおよびオフラインでの協力プレイに対応。Win版には追加 削除要素あり。 賛否両論 PS3 バイオハザード5 オルタナティブ エディション 『5』に2つの新規エピソードなどの新要素を追加した完全版。 PS4/One/Switch バイオハザード5 全DLC・Win版の追加要素を収録した次世代機版。 バイオハザード6 PS3/360/Win/PS4/One/Switch バイオハザード6 ストーリーは3人分+αでシリーズ最大のボリュームを誇る。しかし、不評だったQTEは前作から大幅に増加し批判が続出することに。 シリ不 バイオハザード7 レジデント イービル PS4/One/Win/PS5/XSX バイオハザード7 レジデント イービル 『4』以来2度目のフルモデルチェンジ。FPS操作 PSVRで本格ホラー。原点回帰とも言える内容で評価は高いが、ストーリーにおける大筋の進展は無し。 なし Switch バイオハザード7 レジデント イービル クラウドバージョン Switch用にクラウドゲームとして発売。期間料金制。2022年12月1日配信終了。 バイオハザード7 レジデント イービル クラウド 上記と入れ替わりで配信された買い切りクラウド版。 バイオハザード ヴィレッジ PS5/XSX/PS4/One/Win/Mac/iOS/iPad バイオハザード ヴィレッジ 「VILLAGE」に「VIII」の意匠が施された、事実上の『バイオハザード8』となる作品。『7』の直接的な続編で、主人公であるイーサン・ウィンターズの物語の完結編。『4』を強く意識した作品であり、スコアモード「マーセナリーズ」も復活した。 良 Switch バイオハザード ヴィレッジ クラウド クラウドで遊べるSwitch版。 カップリング・オムニバス PS3/360 バイオハザード リバイバルセレクション 『コードベロニカ』と『4』のHDリマスター版をカップリング。 PS4/One/Switch バイオハザード オリジンズコレクション 『0』と『1リメイク』のHDリマスター版をカップリング。 スピンオフ 機種 タイトル 概要 判定 ガンサバイバー(*2) PS バイオハザード ガンサバイバー 自由移動型FPS作品。シナリオは評価が高いが、肝心のプレイ面では粗が目立つ。 なし AC/PS2 ガンサバイバー2 バイオハザード コード ベロニカ 『コード ベロニカ』のストーリーとガンサバイバーのシステムが融合。爽快感のない演出と、ガンコンとの相性の悪さがファンを激怒させた。 シリ不 PS2 ガンサバイバー3 ディノクライシス シリーズで唯一、バイオではなく『ディノクライシス』シリーズを題材としている。 ガンサバイバー4 バイオハザード ヒーローズ ネバー ダイ プレイヤーの視点が射撃時のみ主観視点になる切替機能を搭載し、操作性が上がった。 アウトブレイク PS2 バイオハザード アウトブレイク オンライン協力プレイに対応した群像劇。恐怖に晒された住民達の絶望と強さを追体験せよ。根強い人気を誇り、現在も新作を望む声は大きい。 なし バイオハザード アウトブレイク ファイル2 なし クロニクルズ Wii バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ 本編のダイジェストストーリーと新エピソードを収録した自動移動型ガンシューティング。 なし バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ クロニクルズシリーズ第2弾。進化したグラフィック、システム、そしてカメラの揺れ。 なし PS3 バイオハザード クロニクルズ HDセレクション 『クロニクルズ』2作品のHDリマスター版をカップリング。 リベレーションズ 3DS バイオハザード リベレーションズ 原点回帰を掲げた作品。本職を起用した脚本が光る。携帯機とは思えないほどの美麗なグラフィックも話題となった。 良 PS3/360/WiiU/Win/PS4/One/Switch バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション 『リベレーションズ』のHDリマスター版。任天堂ハード以外でも発売。グラフィックは元が携帯機作品のHDリマスターとは思えないほどのハイクオリティとなっている。レイドモードにおいて新プレイヤーや高難易度ステージなど、多数の新要素が追加されている。 PS4/One/Win/PS3/360/PSV/Switch バイオハザード リベレーションズ2 シリーズで初めてエピゾティック配信という分割販売を行った『リベレーションズ』の続編。満を持してバリーが再登場し、ナンバリング本編『6』の問題点の大部分を解消した。一方で全体的に『リベレーションズ』に劣る箇所も多く手放しには評価できない作品にもなった。 なし その他 GB バイオハザード GAIDEN クソゲーであると同時に黒歴史度も高い。本伝に全く絡まないという意味では正に外伝。 ク 携帯 バイオハザードオペレーション 携帯/iOS/Android バイオハザード ディジェネレーション 同名の映画をベースとしたゲーム。システムは『4』と同じTPS。2017年1月15日配信終了。 iOS バイオハザード マーセナリーズ VS. 「マーセナリーズ」をベースとしたPvP。2014年2月28日配信終了。 3DS バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D 馴染みのミニゲームに特化した作品。手軽に遊べるがセーブデータが削除不可という仕様も話題に。 なし PS3/360/Win バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ オンライン対戦モードを搭載したTPS。少ないボリューム、高難易度、味方AIの性能など問題だらけ。 ク PS4/Win バイオハザード アンブレラコア オンライン対戦特化のTPS。「ワンライフマッチによるリスポーンなし」のe-Sportsを想定した作品。 PS4 KITCHIN PSVR専用・DL専売。『7』の前日譚。PSVRの技術デモ的な内容であり、ゲーム性は一切ない。 PS4/One/Win バイオハザード レジスタンス 『RE 3』に同梱(*1)。非対称型のオンライン対戦専用ゲーム。 バイオハザード RE バース 『ヴィレッジ』に同梱(*3)。シリーズ25周年記念作品。歴代の登場人物達が集結するオンラインTPS。 確認が必要なもの・執筆が認められないもの スレでの相談によって問題ないと判断されたなど、執筆できることが確認できた作品は上の表に移動してください。 BIOHAZARD i SURVIVOR ブラウザゲーム。月額課金制。 バイオハザード・ゾンビバスター 携帯アプリ。オリジナル版の料金形態は不明。リメイク版は月額課金制。 バイオハザード・ゾンビシューター 携帯アプリ。料金形態は不明。 バイオハザード A.T.N 携帯アプリ。月額課金制。 バイオハザード ザ・ストーリーズ 携帯アプリ。月額課金制。 バイオハザード confidential report 携帯アプリ。月額課金制。 バイオハザード the episodes 携帯アプリ。月額課金制。 BIOHAZARD Survival Door ブラウザゲーム。月額課金制。 バイオハザード アウトブレイク サバイヴ ブラウザゲーム。アイテム課金制。 みんなと バイオハザード クランマスター ブラウザゲーム。アイテム課金制。 みんなと バイオハザード チームサバイヴ ブラウザゲーム。アイテム課金制。 関連作品 CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ Marvel Comics関連作品シリーズ 『MARVEL VS. CAPCOM 2』以降にジル、クリスが参戦。 SNKクロスオーバー関連作品シリーズ カードファイターズ全作にほとんどの主要が何らかの形で登場している。 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ 『SPECIAL』においてスピリッツが登場。 モンスターハンターシリーズ 『MHW I』や一部ソーシャルゲームでコラボレーションを実施。 ディノクライシスシリーズ 『バイオハザード』のシステムを流用。ただし敵は恐竜。 鬼武者シリーズ 開発中止となった『バイオハザード1.5』のエンジンを流用し開発されたアクションゲーム。 デビルメイクライシリーズ 『4』の試行錯誤によって派生したスタイリッシュアクション。半ばやりすぎなまでのド派手なバトルアクションが見どころ。また、不定期的にゲームエンジンなどの製作技術が共有されている。 サイコブレイクシリーズ 『バイオハザード』の生みの親である三上真司氏が独立後に手掛けたサバイバルホラー。同じディレクターが手掛けたとあって、『バイオハザード』を意識した要素が非常に多い。 DAYMAREシリーズ ファンメイドで『2』リメイク(開発中止)を製作していたチームが開発したオリジナル作品。『バイオハザード』へのリスペクトに溢れたサバイバルホラーTPS。 FC スウィートホーム 同名ホラー映画が原作のFC向けホラーRPG。『1』と一部開発メンバーが共通しており、システムや恐怖演出をここから取り入れている。 良 PS5/XSX/PS4/One/Win Rainbow Six Siege ゲーム内でコラボレーションが行われた。 PS5/XSX/Switch/PS4/One/Win/Mac/iOS/Android FORTNITE ゲーム内でコラボレーションが行われた。 Win/PS4/One/Switch/PS5/XSX Dead by Daylight ゲーム内でコラボレーションが行われた。殺人鬼「ネメシス」「ウェスカー」他、レオン、ジルをはじめとした多数生存者が参戦。 不安定 PS4/One/Win/XSX(*4) The Division 2 ゲーム内でコラボレーションが行われた。 iOS/Android バカハザ ~少年バカボン × バイオハザード~ 『天才バカボン』を原作とした漫画『少年バカボン』と公式にコラボした無料ゲーム。タイトルでネット検索すると実況動画のネタバレサムネがトップに表示されるので要注意。 シリーズの沿革 カプコンが世界に誇るホラーアドベンチャーゲーム。 タイトルの「バイオハザード」は「生物災害」を意味し、ウイルスによる変異体や生物兵器などのクリーチャーとの戦いを軸として展開される。 その代表的なクリーチャーが、ジョージ・A・ロメロの映画シリーズに代表される「ゾンビ」である。 第1作『バイオハザード』は発売当初こそ目立たなかったものの、その完成度は非常に高く口コミで徐々に売り上げを伸ばし、最終的にはミリオンセラーを達成した。 3Dゲームの黎明期において「サバイバルホラー」というジャンルを確立した立役者であり、自社・他社問わず多くの後続作品に影響を与えた。 第1作にしてハードスペックの制限を固定カメラ切替方式・ラジコン操作・扉を開ける演出といった工夫でカバーしつつ、数多くの謎解きと効果的な恐怖演出を盛り込んでいた。 これらは基本的なゲームシステムとして続編にも受け継がれ、『バイオハザード』シリーズの特徴として定着していった。 手堅い完成度のおかげで老舗シリーズとしては比較的安定した実績を挙げていったが、第1作に基づいたままのシステムではシリーズのマンネリ化も懸念されていた。 結果として開発陣は『4』にてゲームシステムのフルモデルチェンジを手掛けることになる。 その内容は正に抜本的な改革で、謎解きよりも戦闘メインの作風に移し、それに合わせ操作方法を直感的なものに変更。カメラ方式も一般的なTPSと同じビハインドカメラ方式へ。 さらにはシリーズの顔であったゾンビを登場させず、ある程度の知能をもった新たな敵をメインクリーチャーに据えた。 当然ながらこうした変化には賛否両論を生み、発表当初は旧来の『バイオハザード』らしさを排除したことに対する否定的な声も大きかった。 しかしハードルの低さ、クリーチャーの新鮮さ、何よりホラーアクションゲームとしての面白さが認知されるにつれて、そういった声も概ね好意的な解釈へと変化。 現在では新たな『バイオハザード』のパイオニアとして非常に高い評価を受けている。 これ以降は現在まで基本的に『4』のシステムに則って続編が制作されているが、一部の作品では演出を旧作に近づけ、かつてのシステムも体感できるようにしている。『RE 』シリーズに代表される移植・リメイクも盛んである。 そして『7』では2度目となるフルモデルチェンジを行い、停滞していたシリーズに再び新たな風を吹き込んだ。 人気・評価・売上の全てにおいて、『モンスターハンター』に並ぶカプコンの堂々たる看板シリーズであることは間違いないだろう。 なお、タイトルの英字表記はGC限定供給時代は小文字となっていたが、『5』以降は再び大文字表記になっている。 作品系統 上述の経緯から、本シリーズ作品は以下の3タイプに分類できる。 シリーズ初心者にとってはどのタイプを入門作品とするかで印象ががらりと変わるため、自分の好みに合った方を選択することをお勧めする。 ただし、共通点に関しては細かく見れば全てが当てはまる訳ではないので、詳しくは各作品ページを参照してほしい。 公式には『4』と『7』にて「フルモデルチェンジ」と称した大規模な刷新を行ったことになっているが、『7』の前後でゲーム性は大きく変わっていないため、下記では『7』の系統も『4』ベースのタイプに含めている。 タイプ1:『バイオハザード』をベースとした作品 該当する作品 『0』『1』『2』『3』『コード ベロニカ』『アウトブレイク』シリーズ。 なお、『2』『3』はリメイク作にて下記のタイプ2に変化している。 共通する特徴 固定カメラ切替方式、ラジコン操作、扉を開ける演出、シビアな弾薬・アイテム制限、少なめの所持可能アイテム数。 基本的に敵との戦闘をできるだけ回避する謎解きがメインの作風。総じて「謎解き:戦闘 = 7:3」といったところ(*5)。 タイプ2:『バイオハザード4』をベースとした作品 該当する作品 『4』『5』『6』『7』『ヴィレッジ』『オペレーション・ラクーンシティ』『リベレーションズ』シリーズ。 共通する特徴 ビハインドビュー、直感的操作、主人公の豊富なアクション、比較的緩い弾薬・アイテム制限、多めの所持可能アイテム数。 基本的に出会う敵を全て倒してゆく戦闘がメインの作風。総じて「謎解き:戦闘 = 3:7」といったところ。 ただし、『7』のみ原点回帰の色合いが強いので「謎解き:戦闘 = 5:5」といった具合になっている。 基本はTPS視点だが、『7』と『ヴィレッジ』はアイソレートビュー(主観視点)で進むFPS方式を採っている。 タイプ3:上記以外の派生作品 それぞれ特有のゲームシステムを持つ。以下はその一例。 完全FPSで自由移動型の『ガンサバイバー』 FPSとTPSの両要素を併せ持った『ガンサバイバー4』 完全FPSで強制移動型の『アンブレラ・クロニクルズ』 余談 海外では商標権の関係上、『RESIDENT EVIL』というタイトルになっている。直訳すると「邪悪なる居住者」だが、正確な意味は「内に潜む悪」である(*6)。 本シリーズを元にした実写映画も製作されており、ハリウッド俳優であるミラ・ジョヴォビッチ氏の代表作として有名。 ゲームに登場したキャラクターやモンスターも登場するが、シナリオや設定は大部分が映画オリジナルのものになっている。 実写作品としては他に映画のリブート版『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』と、Netflixオリジナルドラマシリーズ『バイオハザード (2022)』が公開されている。 この『ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』はミラ・ジョヴォビッチ氏が出演していた頃の作品と異なり、旧来の『バイオハザード』に近い作風となっている。 実写映画とは別にフルCGアニメーション作品も作られている。こちらはゲーム版と世界観を共有している。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5666.html
ダイソー ザ・ゲームシリーズNo.40 ふしぎな森のポコラ 【だいそー ざ・げーむしりずなんばーよんじゅう ふしぎなもりのぽこら】 ジャンル アクション 対応機種 Windows 98/Me/XP メディア CD-ROM 1枚 発売元 ダイソー(大創産業) 開発元 リズソフト 発売日 2003年 定価 100円(税別) 判定 良作 ダイソー ザ・ゲームシリーズ 概要 特徴 評価点 問題点 総評 余談 概要 株式会社大創産業は、全ての商品に「ザ・○○」と題することで有名な100円ショップ「ダイソー」を日本全国に展開している広島県の企業である。 ダイソーは現在では、さまざまな日用品を取り扱うイメージが強いが、90年代後半はPCゲームシリーズと書籍にも力を入れていた(*1)。 本作も元々は個人が製作・配布していた同人作品だが、「ダイソー ザ・ゲームシリーズ」にも属し、その結果として100円ショップが発売元となったという稀有な商業作品のゲームである(*2)。 特徴 山里に遊びに来た夏美という女の子が、うさぎとたぬきを足して二で割ったような不思議な生き物「ポコラ」(*3)を追いかけて捕まえるという筋書き。 トップビューアクションゲームで、空から見た視点で主人公を操作する。 主人公である夏美を操作して、制限時間内に決められた数のポコラを捕まえるルールだが、レースゲーム的な要素がある。 ステージごとにノルマとなるポコラの数は違い、また性格の違う3種類のポコラ(見た目は色違いなだけ)が存在するため、戦略的に捕まえる必要がある。 しかも障害物で転んだりするとタイムロスになるので、同じく戦略的によけなければならない。 操作は方向キーで東西南北に歩くほかに、加速とジャンプの2ボタン制。デフォルトでは加速はXキーに、ジャンプはZキーに割り当てられている。 方向キーを押しながら加速キーを押すとかなりの速さで走ることができる。 ただし本作は慣性があるため、曲がり角は直角に曲がれない(弧を描いて曲がらなければならない)。ほか、立ち止まっている状態から最高速度になるまでのタイムラグが存在する。さらに急ブレーキをかける場合には逆方向に方向キーを押さなければならない。 またジャンプも重要で、ステージには切り株や小川といった障害物が多数配置されているので、ジャンプで飛び越えるべきである。 本作には「コスチューム」という要素もあり、着せ替えることで最高速度や滑りやすさ等の性能が変化する。 着替えを買うにはドングリを抱えたポコラを捕まえて溜めたドングリを使う。 ゲームの難易度は最初はもっとも簡単なモードしか遊べないが、ひと通りクリアすると他の難易度も選択できる。 評価点 まず第一に、ルールが極めて単純でわかりやすい。 ルールは「ポコラを制限時間内に捕まえる」というもの。誰でもすぐに分かるので、始めやすい。 それでいて慣性という要素が、よそのトップビューアクションゲームにはない難しさと面白さを生んでいる。 加えて、操作の面でもダッシュとジャンプを組み合わせて様々なアクションを繰り出せるため、臨機応変に対処する楽しさがある。 結果として癖が強いがゲームバランスは繊細なものとなり、プレイヤーは上達を感じやすくなった。 コスチュームの着せ替えも楽しい。 戦略的に進めるためにとことん性能重視でいくか、それともおしゃれ重視でいくか。プレイヤーに選択の幅を広げさせた。 タイムアタックやノーミスチャレンジ、さらにはコスチューム縛りプレイなどのやりこみ要素も豊富。 そして何より本作最大の見所は、その世界観。 本作のタイトルにもなっているポコラはもちろんのこと、主人公の夏美や、おじゃまキャラのウリボー(*4)まで登場キャラは全てかわいらしい。 また舞台もほのぼのとした里山で、100円のゲームにしてはグラフィックが凝っている。ひとたびプレイすると日本人特有の郷愁に駆られることうけあい。 制限時間内に十分な数のポコラを捕まえられないとゲームオーバーになるのだが、その画面は夕焼けをバックに母親に連れられ帰路につくというもの。楽しいイメージの本編とは一転、切ない。 BGMも、セミの鳴き声や川のせせらぎを用いてその郷愁をうまく演出しており、高い評価を得ている。 問題点 高速で追いかけるというゲームの性質上、スクロールが高速でありカーブもしにくいため初見では障害物にぶつかりやすく、見た目に反比例して難易度は高い。アクションゲームが苦手なプレイヤーには安易には勧められないという負の側面も持つ。 総評 ルールやステージ構成はいい意味で簡単。そして可愛らしくとっつきやすい世界観だが、操作がいい意味で複雑。 都会の雑踏や喧騒に疲れた時に、本作を遊んでみるのはいかがだろうか。 余談 本作はよく「1988年のアニメ映画『となりのトトロ』に登場する追いかけっこシーンと雰囲気が似ている」と指摘されるが、それもそのはず。 ベクターソフトニュースによる本作の同人フリーゲーム版についてのインタビューによると、作者はそのシーンを見て「これをゲームにしたら面白いのではないだろうか」という動機の元本作を生み出したからである。 入手困難。 ダイソーゲームシリーズは権利問題や製造コストの関係からか、現在のダイソーでは取り扱っていない。そのため新品を入手するのはほぼ不可能であり、元が安すぎた所為か中古での出回りも少ない(一応、扱っている店もあるらしい)。 ただし、本作は元々は個人製作のフリーゲームであり、現在でも変わらず配布されている。パッケージに拘らないならそちらを遊ぶのも手である。 と言うか本作の翌年の「テックウィンDVD 2004年7月号」(エンターブレイン)や「フリーゲームマニアックスvol.2」(普遊舎)にフリーゲームの一作品として付属DVDに入っていたため、ダイソーはあくまでもパッケージ化権を得ただけに過ぎないのだろう(*5)。更に言うと、件の2誌の存在意義から考えても、本作は(好意的に書けば)「インターネット環境の無い人向け」に発売されたものと言えよう(*6)。
https://w.atwiki.jp/onimusha/pages/9.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 人気商品一覧 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6183.html
サルアイトーイ 大騒ぎ!ウッキウキゲームてんこもりっ!! 【さるあいとーい おおさわぎ!うっきうきげーむてんこもりっ!!】 ジャンル パーティ・ボードゲーム 対応機種 プレイステーション2 メディア DVD-ROM 1枚 発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント 発売日 2004年8月5日 定価 ソフト単品 4,725円EyeToy同梱 7,329円(税5%込) プレイ人数 1~4人 レーティング CERO 全年齢対象 周辺機器 EyeToyカメラ 判定 なし サルゲッチュシリーズ SIEワールドワイド・スタジオ作品 概要・システム 評価点 問題点 総評 余談 概要・システム ルールはシンプルで、ひたすらミニゲームをこなしスコアを競うというもの。 最大4人操作は全般的にEyeToyカメラを介して体全体で行うという一風変わった仕上がり。 EyeToyカメラ USB方式でPS2と接続できる小型のカメラ。 映している範囲の「変化」からプレイヤーの動作を感知してゲームへと反映させる。 プレイヤーのアクションが伝わる範囲がわかるように、ゲーム画面内にEyeToyカメラの視界がゲーム画面の背景として同時に映されている。 ミニゲーム 30種類近く存在し、それぞれ多種多様なルール・操作を求められる。 ハイスコアを出すとEyeToyカメラが記念撮影してくれるほか、後述のすごろくのプレイヤーアバターとなるキャラのアクセサリを解禁できる。 初期はすべてのミニゲームはプレイできず、すごろくで登場させることでミニゲームでも遊べるようになる。 ただし、3~4人だと多人数ミニゲームが出やすく、コンプリートは困難。 すごろく 通貨として機能するピポサルを奪い合いながら頂上を目指すというもの。 カメラで触るか○ボタンを押すことで1~8の目があるルーレットを回転させと進むマス数を決める。 円周をぐるぐる回る方式をとっており、一定数ピポサルを持ち歩いていると上のフロアにいけるようになる。誰か一人が頂上にたどり着くとゲーム終了となり、ボーナスでピポサルを多くもらえる。このときに最も多くピポサルを持っていたプレイヤーの勝利。 マスにはピポサルを増減させるものから、特定のイベントを起こすもの、対決のミニゲームでピポサルやゲーム攻略アイテムを奪い合いさせるもの、アイテム購入や罠を仕掛けるマス、罰ゲームが発生するものがある。 対決のミニゲームや罰ゲームで登場したミニゲームは、ミニゲームモードで解禁され遊べるようになる。 評価点 斬新さ メニューのボタンから何まで、テレビに映る自分が触ることで押すことになる。 全身を使ってゲーム操作をすることになるので、パーティゲームとして盛り上がりやすい。 雰囲気 ピポサルのモーションは愛嬌があり、やわらかめのBGMがゲームの空気を存分に引き立てる。 ゲームの目的も弱く手軽でルールも深くはないため、パーティゲームとして親しみやすい。 メニュー画面にいるピポサルに触れると、リアクションしてくれるなど芸が細かい。 サルゲッチュの陽気な世界観も健在。 ミニゲームの多様性 数は決して多くないが、操作方法はかなり豊富に揃えられている。 EyeToyカメラの仕様の都合でカメラを掴んで揺さぶるだけでもゲーム攻略できてしまう例もあるが、そのような単純な操作でごり押しできるミニゲームばかりではない。 タイミングを問われるもの、雪玉や風船をいろいろな角度から押したり煽いだりするもの、先生の目を盗んでバナナを食べるものなどがある。 ミニゲームの例 + ... サル工場 自分が橋となってピポサルを運ぶゲーム。ピポヘルの色と同じ色のゲートへくぐらせると得点になるが、違う色やバクダンロボをくぐらせると原点になる。 落として!ドシン プレートを傾けてボールを穴に落とす。3回落とすとゲームクリアとなるが、3匹のピポサルを上手く触らないと落とすのは難しい。 問題点 操作性が劣悪なミニゲーム 楽しいミニゲームは多いが、一部に非常に難易度の高いミニゲームが存在する。 風船につかまったピポサルや、ダイバーになったピポサルを煽って移動させるタイプのミニゲームでは、こちらの手の巻き戻し動作にも反応してしまいなかなか思った方向のみに進めることが困難。 カーレースでは、ハンドルの操作も独特のクセがあるほか、コースアウトして壁にぶつかっても壁に向いたままスタートするので、一度ミスしたら立て直すのが非常に難しい。 単純に説明書には遊び方が書いてあるが、それだけでは不十分だったり慣れで遊び方を覚えなくてはならないミニゲームも多い。 総じてEyeToyカメラで求められる操作が、現実でとりうる体の動きに必ずしも合致しておらず、正確な操作をするためには無駄なモーションを一切排除し、ロボットのような味気のない動きが必要になる場合もある。 すごろくのルール ピポサルはミニゲームの成績や罠アイテムによるによる奪い合いが可能だが、ピポサルの数が少ない人に対する救済措置が殆どといってよいほどなく、巻き返しが難しいゲームバランスになっている。 操作性が悪いゲームでNPCと奪い合いをすると、このような事情をあまり考慮してくれないためこちらがやや不利。また起こること事態は稀だが、全員人間のプレイヤーのときに操作性が悪いミニゲームに当たると文字通り泥仕合に。 最初のステージ「ドキドキぷくぷくアイランド」の離れ小島はピポサルプラスのマスが多い上にサル100匹とこいこいバナナをプレゼントできるマスが存在する為何回も周回すればサルを大量に集められる。 ロケットシティのマップは異様にマスの数が少なく、ゲームが停滞しやすい。 マスが少ないところに1回休みにしてくるUFOが毎ターン動き回るため、運が悪いとはめられることも。 ステージのトラップや相手の仕掛けた罠アイテムを解除する類のアイテムが、「ぴかサンダー」を防ぐ「ひらいしん」以外あまり実用的でない。 特定の罠を1回だけ無効化する「バサロ泳法」というアイテムに至っては使い道が非常に限られており、宇宙空間に行くと不要の産物と化す。捨てることも出来ない。 逆に「どかんバクダン」を仕掛けた人に威力を倍にして打ち返せる「ホームランバット」の効果が絶大。 そもそも、補助用アイテムの入手できる頻度が少なめなので、競合そのものがだれやすい。 ボリューム不足 もともと極める用のゲームではないが、ミニゲームの数も決して多くはなくすごろくも単調だったりするので飽きが来るのが早い。 すごろくはPCも加えてプレイできるが、彼らの強さを調節できない。ミニゲームやすごろくのイベントマスの配置を一通り覚えてしまえば、まず負けることがなくなってしまうので一人ですごろくをプレイするとつまらない。 総評 EyeToyカメラを用いたゲームがマイナーであること、内容が深くないといった問題点を抱えているものの、当時としては他のゲームの追随を許さない独特のゲーム性、パーティゲームとして特化している点などから、息抜きに友達とプレイするには非常に適している作品。 余談 EyeToyカメラの普及度自体があまり高くなかったので、今から新規に本作をプレイするのは少々難しい。
https://w.atwiki.jp/onimusha/pages/11.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2010.html
本項目ではAC/Wii版『タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』と、 その調整版であるWii版『TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL STARS』を共に解説します。 判定はどちらも「なし」です。 タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES 概要 ゲームモード 本作の新要素・変更点 評価点 システム面 演出面 問題点 TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL STARS 概要(UAS) 変更点 問題点(UAS) 総評 余談 タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES 【たつのこ ばーさす かぷこん くろす じぇねれーしょん おぶ ひーろーず】 ジャンル 【AC】対戦格闘【Wii】ドリームタッグバトル 対応機種 アーケードWii 発売元 カプコン 開発元 エイティング 発売日 2008年12月11日 定価 【Wii】7,340円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし ポイント タツノコとカプコン奇跡のコラボシステムは『MARVEL VS.』がベース演出と出演作品のセンスは高評価その分ゲームバランスは相当悪いハクション大魔王唯一の格ゲー登場作品 CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ タツノコプロシリーズ 概要 竜の子プロダクションのキャラクターとカプコンのキャラクターとのクロスオーバー・バトル。 本作は、『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』から約7年振りの『VS.シリーズ』であり、「エリアルレイヴ」や派手な演出など『MARVEL VS.』シリーズの流れを汲みながら、「バロックコンボ」、「メガクラッシュ」など様々な新システムも追加している。 『ストリートファイターIV』同様3Dキャラが2Dのように戦う「2.5D格ゲー」となった。これはVS.シリーズでは初である。 基本は2vs2のタッグバトルだが、ゴールドライタン、PTX-40Aのような大型キャラの1vs1の対決や普通体型キャラのタッグvs大型キャラの対決のような対戦格闘ゲームにはなかなか見られない型破りな対決が可能。 1作目はAC版とWii版が同日に発売(稼働)。後に更なる改良・調整、新規キャラクターが加えられた『~ULTIMATE ALL STARS』が海外のみで発売された後、日本でも逆輸入という形で発売された。 + 登場キャラクター タツノコサイド(AC版からの登場キャラクター) 「飛翔する白影」大鷲の健(科学忍者隊ガッチャマン) ジャンプの性能が高く、全ての技が地上だけでなく空中での発動が可能、空中で各種必殺技を2回まで発動できたりなど、空中戦に特化した性能となっている。 LV3ハイパーコンボは「科学忍法火の鳥」 「破壊の電光」キャシャーン(新造人間キャシャーン) 攻撃力と体力は高いが、リーチの短さと隙の多さが難点。AC版稼働初期は最弱クラスとも言われたが、後の研究で強キャラとしての地位を確立するまでになる。 試合中の状況で強さがすさまじく変わり、時と場合によっては最強クラスのキャラをもしのぐ性能を発揮する。このゲームにおいてワイルドカード的な存在。 一部の技では相棒の"フレンダー"も登場しキャシャーンをサポートしてくれる。 LV3ハイパーコンボは「超破壊光線」 担当声優はオリジナル版の西川 幾雄氏ではなく、小野大輔氏となっている。 「天駆ける騎士」テッカマン(宇宙の騎士テッカマン) "テックランサー"や"テックリール"といった武器を用いるため、全体的にリーチが長く攻撃力も高めだが、動きが鈍重で隙が大きいのが特徴。 テックランサーを投げるなどして手元にない状態では一部必殺技が変化する。 LV3ハイパーコンボは「スペースナイツフォーメーション」 「色あせぬ正義の心」ヤッターマン1号(タイムボカンシリーズ ヤッターマン) 攻撃力、体力は低めだが、弱パンチからはじまりほとんどの技に武器である"ケンダマジック"を用いるため、リーチが長く隙がない。それだけでなくほとんどの技の判定が"異常"。 LV3ハイパーコンボは「今週のビックリドッキリメカ」 各種ハイパーコンボでは"ヤッターワン"が登場するが、2Pカラーを選択すると全て"ヤッターペリカン"となる(*1)。「今週のビックリドッキリメカ」で登場するビックリドッキリメカもワンとペリカンで異なる。 本作での声優はオリジナル版の太田淑子氏ともリメイク版の吉野裕行氏とも異なり、本作オリジナルの喜多村英梨氏。キャラクター、メカともにデザインはオリジナル版に準じている。 「黄金の戦士」ゴールドライタン(黄金戦士ゴールドライタン) 体が大きいため、タッグを組まずに単体で戦うキャラの一人。その分体力は高め(*2)。 常時スーパーアーマー状態で、ほとんどの攻撃を受けてもひるむことはない。全キャラ中最強の攻撃力を持ち、通常技ですら削り性能付き。相手の攻撃などお構い無しに問答無用で投げ技を決められる等、圧倒的な戦法で戦うことができる。…とここまではいいのだが、とにかく機動力面がショボい。原作では巨体の割りにかなり機敏に動く、高性能ロボだったのだが…。 二段ジャンプ、スーパージャンプ不可である上、移動速度が物凄くもっさりで、技後の硬直も長く隙だらけ。トドメに全キャラ中唯一ダッシュキャンセルが出来ず、ダッシュ中にガードできない本作ではかなりの危険を孕む。また本作では気絶があり、スーパーアーマーを有するライタンにも当然それは適用されるため、攻撃を喰らっているばかりではあっというまに負けてしまう。しかし性能上は「相手の攻撃を受けながら戦う」といったスタイルのため、ガードを駆使するような戦い方も難しい。さらに体力が多いため、気絶の回数も多い。 原作通り徒手空拳で戦うため飛び道具や遠距離攻撃に対抗する術はなく、崩し技である投げ技もモーションの大きさから余裕で投げ抜けが可能であるためどうしようもない。通常技は打点が高く隙が大目のものが多く、おまけに下段技を持っていないという恵まれない性能。 しかし、相手をうまく壁際に追い込むことができればスーパーアーマーと高い攻撃力を活かして相手を圧倒することができる。 LV3ハイパーコンボは「ゴールドフィンガークラッシュ」(2Pカラー時はシルバーフィンガークラッシュ) 細かい点だがこのキャラは2Pカラーを選択すると体が銀色となり、名称も「シルバーライタン」となる。ご丁寧にボイスもキャラクターイラストも技名も、全て「ゴールド」部分が「シルバー」に変わるという作り込み。しかし原作にはシルバーライタンなどというキャラクターは登場せず、ゴールドライタンとは別の本作オリジナルの新キャラという扱い。全キャラ中唯一ながら謎の仕様。 「咆哮する紅拳」ポリマー(破裏拳ポリマー) カンフーのような格闘技を駆使して戦うキャラクターのため、リーチが短いが攻撃力は高い。 必殺技「嵐の構え」をし、ポリマーマークを点灯させることで攻撃力をあげることができる。また、ポリマーマークの点灯はLV3ハイパーコンボの発動にも必要である。 LV3ハイパーコンボは「必殺・幻影破裏拳」 担当声優はオリジナル版の曽我部 和恭氏が既に鬼籍に入ってしまっているため、安井 邦彦氏が担当している。 「悪の華」ドロンジョ(タイムボカンシリーズ ヤッターマン) キャラクター選択ではドロンジョとなっているが、ボヤッキーとトンズラーが必殺技で登場するため、実質ドロンボー一味セットでの登場である。本作唯一の悪役キャラクター。 通常技はドロンジョ、必殺技はボヤッキーやトンズラーが攻撃するため、上下左右で挟み撃ちにするなど悪らしい戦法も可能。良く言えばトリッキー、悪く言えば卑怯。 Wii版ではシステムボイス全般を3人で担当している。 LV3ハイパーコンボは「悪乃華」 ドクロベエのお仕置きからあの自転車で逃げ、最後に敵もろとも爆破されるという演出だがドロンジョにダメージはない。 ヤッターマン1号とは違い声優はオリジナル版と同じ。デザインもオリジナル版に準じている。 「闇夜の番人」鴉(鴉 -KARAS-) リーチが長く隙のない技を多く持つ。体力は低い物のラッシュをかけることができれば圧倒的な強さを誇る。 超必殺技では当て身技に削り技と、格闘ゲームにおける基本をひととおり備えたシンプルに強いキャラクターである。 LV3ハイパーコンボは「飛影残月」 彼もまた声優が変更されたキャラの一人で、原作での和田聰宏氏と異なり遠藤大智氏が演じている。しかしながら原作の鴉・乙羽とは人格、担当声優が違う、同一人物であることを言及する台詞やテキストがないため正体不明である。 「夢幻の白鳥」白鳥のジュン(科学忍者隊ガッチャマン) 空中ではもちろん地上でも機動力の高いキャラクター。しかし女性であるためか攻撃力、判定ともに全体的に弱く、稼働から終始弱キャラの地位を保ち続けている。大鷲の健の下位互換とも言われる始末。彼女独自の技「バインドボム」をいかに使いこなせるかが鍵。 LV3ハイパーコンボは「科学忍法火の鳥」 大鷲の健と同じ技名だが性能が若干違う。 アーケードモードクリア後の彼女のエンディングは『スーパーストリートファイターII』の春麗のエンディングのように二択となっており、どちらかを選ぶことで内容が変化する。 タツノコサイド(Wii版からの登場キャラクター) 「格闘はかなわんよ」ハクション大魔王(ハクション大魔王) 開発スタッフ曰く、「温厚な魔王が人を殴るのは抵抗がある」という理由で「マジックハンドの暴走のせいで戦う」設定。しかし、魔王自ら攻撃する時もある。 魔王らしく転んだ拍子にガラクタを降らせて攻撃したり、そのガラクタを魔法でブル公に変身させたり、爆発させたり、壺を使って吸引したりとトリッキーな戦い方をする。 LV3ハイパーコンボは「どうせならもっと吸引」 「逆転上等」イッパツマン(タイムボカンシリーズ 逆転イッパツマン) 遠近ともにバランスのとれた使いやすいキャラクター。遠距離攻撃に突進技、上方向への連続ヒット技と様々な攻撃がそろっている。 LV3ハイパーコンボは「逆転王、見参!」 全キャラ中、唯一画面奥からの攻撃が可能なキャラクター。 担当声優はオリジナル版の富山敬氏が既に鬼籍に入ってしまっているため、加藤将之氏が担当している。 CAPCOMサイド(AC版からの登場キャラクター) 「不尽の闘志」リュウ(ストリートファイターII) カプコンサイド、いつものお馴染み。いつも通りのバランス型。 細かい性能は『ストリートファイターIII』に近く、「上段足刀蹴り」が必殺技に採用されている。今までにはなかった2段ジャンプや空中ダッシュも実装された。 LV3ハイパーコンボは「真・昇龍拳」 「天裂く嵐脚」春麗(ストリートファイターII) お馴染みその2のスピードタイプで全キャラ中唯一3段ジャンプが可能。 その割に体力も多く、攻撃力も高め。 LV3ハイパーコンボは『MvC』以来・現状VSシリーズ最後の披露目である「七星閃空脚」 「燃える正義の拳」バツ(私立ジャスティス学園) リュウと似て非なる性能。ジャスティス学園の名物システム・根性カウンターが取り入れられている。 スタンダードで使いやすい性能ではあるが、イマイチこれといった特徴もない。強いと言われていた根性カウンターが対策されてしまい、正直現状では弱キャラ。 LV3ハイパーコンボは「愛と友情のツープラトン」 パートナーキャラクターによって3種類に変化、パートナーキャラクターがダウンしている時もまた変わり、計4種類の演出がある。 「アート オブ パワー」アレックス(ストリートファイターIII 3rd STRIKE) 通常サイズだが、二段ジャンプが出来ない代わりにスナップバックを持つなど大型キャラに近い特性がある。 原作では打撃系パワーキャラだったのだが今作では投げキャラ枠とされているようで、高威力の投げ技を中心に近接時の破壊力が抜きん出ている。 そんな訳でLV3ハイパーコンボもロマン性の高い技として強化された「ハイパーボム」となっている。 声優は原作と違い安元洋貴氏が担当。 「闇薙ぐ一閃」灰燼の蒼鬼(新 鬼武者 DAWN OF DREAMS) 鎧を着けているため鈍重だが、そのため防御力が高いのか体力が多くアーマー技も備えている。剣のおかげでリーチも火力も大きい。 しかし機動力の低さは如何ともし難く、空中で使える必殺技も一切ないため空中での戦いに弱い。 ちなみに本作では本名である結城秀康と呼ばれることはない。 LV3ハイパーコンボは「鬼覚醒」。専用BGMが用意されている。 「破戒の微笑」モリガン(ヴァンパイア) VS.系作品ではお馴染みのサキュバス。 一般的な波動昇竜タイプであるが、最大の特徴はダッシュとバックステップが斜め上に移動するタイプ 過去のVS.シリーズとは違い、本作でのハイパーコンボはヴァンパイアシリーズのEX必殺技「バルキリーターン」と「フィニッシングシャワー」。 LV3ハイパーコンボは「ダークネスイリュージョン」 原作とは異なり、自分の分身ではなくリリスが出現する『ポケットファイター』の再現。 ちなみに今作はモリガンをゲーム作品にて長年演じていた神宮寺弥生氏が最後に彼女を演じた作品でもある(*3)。 「無限の勇気」ロック・ヴォルナット(ロックマンDASH) 必殺技のほとんどが武器チェンジと特殊武器攻撃である。マシンガンアーム、ドリルアーム、シールドアームの3種類の武器を使い分けて戦うことが出来る。 ロックバスターの性能は『MvC』シリーズの初代ロックマン同様ボタンを押した長さで威力とヒット数が増加する仕様。 LV3ハイパーコンボは「MAXシャイニングレーザー」 全キャラで唯一ボタン連打によりヒット数が上昇する。 トロンやコブンに出番を奪われがちだが、本作でめでたくVS.シリーズ登場(しかし、後のクロスオーバー作品での登場は一切なし)。 「白銀の戦騎」PTX-40A(LOST PLANET EXTREME CONDITION) ゴールドライタンと対になる、タッグ不可の大型キャラ。こちらは中~遠距離重視のキャラクターとなっている。 動きは緩慢だがゴールドライタン同様常にスーパーアーマー状態である。 LV3ハイパーコンボは「L-P」 厳密にはPTX-40Aとは別機体。肖像権などの問題から搭乗者であるウェイン・ホールデンは名前や声の出演はない。 「鋼のお手伝いロボット」ロール(ロックマン) 『MvC』シリーズでは『ロックマン8』の姿で登場していたが、本作では初期のデザインでの登場となり、キャラクター性能、必殺技が全て一新されている。体が小さくリーチが短い傾向は相変わらずだが、モップを持っているので少しだけマシになった。 KO時にその場で横たわらずロックマンシリーズと同様のやられ効果音(いわゆるティウンティウン)と共に消滅する。 彼女に用意されたテーマ曲「風よ伝えて… 08」はテーマ曲で唯一ボーカル付きである。フル収録されているが、制限時間内で全て聴くのは不可能(*4)。 キャラクターが切り替わるたびにテーマ曲が変わるためにうるさい・ビックリすると言われた。 LV3ハイパーコンボは「…たいへんっ!」 CAPCOMサイド(Wii版からの登場キャラクター) 「地球防衛系彼女」想鐘サキ(クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡) 『MvC』シリーズではスペシャルパートナーとしての登場はあったが、プレイアブルキャラクターとしては本作が初。 大きな銃を携行している。機動力が非常に低く隙も大きいが、優秀な飛び道具でこれをカバーしている。 LV3ハイパーコンボは「史上最大の戦略」。いわゆる「当て身技」である。 担当声優はオリジナル版の根谷美智子氏ではなく、本名陽子氏となっている。 「ヤバい位にVIEWTIFUL」ビューティフルジョー(ビューティフルジョー) 原作通りの3頭身。日本の熱いヒーロー達と共演してご満悦。他ゲームに登場するのは今作が初。主にビューティフルジョー~『2』のアクションを用いる。 機動力が高く波動昇龍型なので、癖は無い。しかしちっこいのでリーチに不安あり。 LV3ハイパーコンボは「スロー ズーム」 ハイパーコンボの〆のポーズは原作同様複数用意されている。 ハイパーコンボの一つ「シックスキャノン」とWii版のアニメーションムービーではシルヴィアが登場する。 ボイスは全て日本語で担当声優はアニメ版の関智一氏ではなく本作オリジナルの川田紳司氏が演じている。 ボスキャラクター 「全てを滅ぼすもの」常闇ノ皇(大神) アーケードモードのボス。球体(原作の第1形態)、手足の生えた状態(原作の第4形態)、球体から巨大な手の生えた状態(原作の最終形態)の3段階に姿変化する。プレイヤーキャラクターとしての使用は不可。 ロック技が通用しないハイパーアーマーを持っているため、ほぼ全てのLV3ハイパーコンボが封じられる。 原作同様「太陽は昇る」がBGMとして流れる。 ゲームモード AC版『CROSS GENERATION OF HEROES』ではアーケードおよびバーサスのみがプレイ可能。 アーケード 全8戦のCPU戦を勝ち抜いていくモード。 第7戦目で1人目に選んだキャラクターとは逆の陣営の大型キャラとの対戦となる。 第8戦目は最終ボス常闇ノ皇との戦いとなる。 バーサス 2人用の対戦モード。CPU相手の戦いはできない。 サバイバル チームの体力が尽きるまで、CPU戦を続けるモード。 タイムアタック 全8試合をクリアする早さを競うモード。第4、8戦目は大型キャラとの対決となる。 トレーニングモード 読んで字の如く。CPUと疑似対戦も可能だが、低難易度に合わせても結構的確に、そして熾烈に攻めてくる。 プレイデータ アーケードなどの戦績やキャラクター使用率を確認できるモード。 オプション ゲーム設定の変更が出来るモード。 デフォルトではオートセーブがオフとなっているので、ここでセーブするかオートセーブの設定にしておく必要があるので注意 ショップ ドロンボー一味が経営するショップ。 アーケードなどで獲得したゼニーと引き替えに3Pカラーやキャラクター、オリジナルゲームを購入することが出来る。 ギャラリーモード ムービー・キャラ紹介・モデル・イラスト・音楽等を鑑賞するモード。 オリジナルゲーム 一作目の『CGH』のみ。 キャラクターごとに用意されたミニゲームをプレイできるモード。 本作の新要素・変更点 バロックコンボ 技の硬直中に攻撃とパートナーボタンを同時押しすることで発動。ヴァイタルソースを消費することでハイパーコンボ以外の技の隙をなくし、技の威力をあげる。 使用キャラクターや直後にヒットさせる技によってどの程度攻撃力倍率が上がるかは細かく異なっているが、基本的には「消費するヴァイタルソースが多いほど」攻撃力が上がるようになっている。 逆に「必殺技の削りダメージ程度」のヴァイタルソースで発動すると、ほとんどの場合、かえって技の攻撃力が落ちる。隙消しという観点では利用価値はあるが、無闇に使えばいいというものではない。 メガクラッシュ 全てのボタンを同時に押すことで発動。相手のコンボを強制的にキャンセルし、画面端まで吹っ飛ばす。サイクバーストのようなアクションだが、本作は通常のパワーゲージ2本と、HP10%を消費する。場合によってはバロック用の赤ゲージを確保するため、ゲージ2本使用を承知で空発動させるという戦略もある。 ヴァリアブル・エアレイド 空中で236+パートナーボタンと入力することで1ゲージ消費しつつパートナーと交代することができるシステム。交代の隙をなくしたり、エリアルレイヴ中にパートナーと交代してさらなるコンボをつなぐことが出来るシステム。 評価点 システム面 システム的には何時ものvsシリーズに手を加えたものだが、Wii版の操作性に合わせたのか攻撃ボタンが「弱中強」の3ボタンにパートナーボタンを加えた4ボタンにまで減っている。 パートナーを押すとアシスト攻撃、後+パートナーで交代攻撃、前+パートナーでガーキャンであるヴァリアブルカウンターと、レバーとの複合入力で使い分けるようになっている。 AC版の操作性は従来の格闘ゲームと同様だが、Wii版はボタンが少ないこともあり、攻撃は1ボタンに集約され弱中強は状況に応じて出る仕様。チェーンコンボも1ボタン連打のみで出せる。また、必殺技は必殺技ボタンと方向キー同時押しの組み合わせのみで出せるようになっている。 格闘ゲームに馴れていない層にも遊べるように工夫されている反面、弱中強の使い分けが出来ず、それにより一部強弱で変化する技も出せない。 なお、クラシックコントローラーやゲームキューブコントローラーを使えば、本来の操作で遊べる。 演出面 ハイパーコンボの演出は原作を大事にしながらもVS.シリーズらしい派手なアレンジがなされている。 キャラの体力も4億超えなど凄まじい値が設定されており、コンボや大技で10億単位で減っていくド派手な設定になっている。 ちなみに体力、ダメージ、得点、ギャラリー用のポイントなど、全ての数値に0が多く設定されており、どれも桁違いの数字が飛び交う。 試合前の掛け合い、アーケードモードでの対戦後の特殊台詞はかなり豊富。 後者はボイスこそないものの全てのキャラクターに応じた専用のものがある。 例えばロールであればタツノコキャラクターのスーツを洗濯しようとしたり、ジョーにたいしてクイックマンのコスプレといい放ったり、ヤッターワンやフレンダーのような犬のキャラクターに反応するなどニヤリとするものが多い。 普段のVSシリーズでは見られない風変わりカプコンキャラクターの人選。 今までのVSシリーズやお祭りゲームでは、大半がストリートファイターだらけのキャラクター選出になっていた中、今作では過去にVSシリーズに出ているキャラクターはリュウと春麗とモリガンとロールだけで、『SFIII』のアレックス、『ジャスティス学園』のバツなど、VSシリーズ初登場のキャラクターも多い。 また『ロックマン』は過去にも出演していたが、本作のロックは『ロックマンDASH』からであり初登場。ロールは『ロックマン』の元祖のデザインになっており、見た目も性能も違う別キャラクターになっている(*5)。 『新鬼武者』や『ロストプラネット』と言った作品自体がVSシリーズ初登場の作品もある。 家庭用やUASでの追加作品も、『クイズなないろ』『ビューティフルジョー』『ロックマンX』『デッドライジング』という具合に、VSシリーズで初プレイアブルとなる作品ばかり。 ゲーム本編ではできないクロスオーバーやこの戦いを経験したキャラクターのその後を描いたエンディング ヤッターマン1号がCAPCOMキャラクター達にヤッターマンと名乗らせたり、白鳥のジュンが普通の女の子とはどういうものかを春麗やロールと議論するといったギャグチックなものから、本作での戦いを通してキャラクターが"強さ"を見つめ直したり、あるキャラクターの窮地をタツノコ、CAPCOMの境なく助けにくる熱いものなど様々である。 Wii版のアニメーションムービーではタツノコキャラクターがCAPCOMキャラクターの必殺技を使用することもあり、クロスオーバーならではの豪華なムービーとなっている。 エンディングの一枚絵やWii版で追加されたアニメーションには本作に登場していないタツノコ、CAPCOMの様々なキャラクターが登場する。タツノコ側には版権上の理由からかガッチャマンのメンバーが勢揃いするくらいだが、代わりにCAPCOM側の出演がかなり多い。さらにタツノコキャラクターのエンディングにCAPCOMキャラクターが絡む等、かなりカオスなことになっているものも。 全キャラクターに専用のBGMがある。 CAPCOMキャラクターはおなじみの曲。タツノコキャラクターは各作品のOPやテーマソングがアレンジされて収録されており、どれも良いアレンジがなされている。 隠しも含めた全キャラクターにミニゲームが用意されている。 リモコン操作のみ対応で、ゲーム内容はボタン連打のみだったり、リモコンを振るのみだったりと、ほぼ操作も造りも簡単なもので、中には操作がダブっているものもあるが、全キャラクター分があるのは嬉しいところ。 問題点 通信対戦はなし 対戦格闘ゲームでWi-Fiによる対戦機能がないことは痛い。 改良版となるUASでは実装された。 バランスは世紀末。 これは過去のクロスオーバー作品でも多数あった問題だが、今作も多くのキャラクターが永久コンボを有し、何か刺さったら1キャラ即死なんて日常茶飯事。基礎コンボが永パなんてキャラクターも数人居る。 永久を持たないキャラクターでも即死コンボを持っていたり、捕まえづらいガン逃げ性能を持っていたり、緊急反撃技のはずのメガクラッシュからの追撃から8割近くの体力を奪えるキャラクターも居たりetc.と、全体的にぶっ壊れた長所を持つキャラクターが多い。 キャラ差も大きい。 (火車→スライディング)×nの簡単永パの他にも多彩な永パを有し、さらに出現攻めの鬼畜さで相手に何もさせずに勝つ戦い方を得意とする鴉、発生が早すぎるヤッター中段を軸に攻撃判定の暴力でスタンダードに強いヤッターマン1号。優秀極まる飛び道具や移動技で相手を圧倒する立ち回りがとにかく強力な大鷲の健この3人を軸に+4人+アシスト専門1人の合計8人ほどのキャラクターが強キャラとされており、各所で猛威を振るっている。 反面、取り立てて尖った部分の無いアレックス、最初のうちは根性カウンターがで分からん殺しできるものの対策を知られると辛いバツなどは、長所が無いわけではないのだがどう考えても上位クラスのキャラクターに追いつけておらず、厳しい戦いを強いられる。 ちなみに強キャラの一人に数えられているヤッターマン1号は、前述の通り2Pカラーにすると演出が変更される都合上、キャラクター性能がかなり下がるという妙な事になっている。 永パを実戦投入するのにかなり厳しい条件や高い難度をクリアしなければならないキャラクターが居る一方、特定の技を出し続けるだけで永パを成立させられるキャラクターが居たりと、火力に大きく差が出やすい。 本作の特徴である「デカキャラ」も、当初は圧倒的な見た目と性能で格ゲーユーザーを驚愕させたものの、デメリットが多くすぐに弱キャラ扱いとなり、一部天敵となるキャラクターが居るなど対戦の相性差が激しく、練りこみ不足な点が見受けられる。 一部声優の変更。 これ自体は当時すでに鬼籍に入られてしまっていたポリマー役の曾我部氏やイッパツマン役の富山氏、当時かなりの高齢で出演自体が厳しかったと思われるヤッターマン1号の太田氏などのやむなき事情があったキャラもいるため一概に問題とは言い切れない点もある。しかし鴉やビューティフルジョー等は本作発売時は比較的最新の作品であり、何故変更する理由があったのか不明である。 ビューティフルジョーはアニメ化の際に声優が付いたため、ゲームの版権とアニメの版権とは別扱いだったのかもしれない。しかしアニメの制作は竜の子プロであり、やはりよくわからないことに。 鴉は原作において「唯一の存在では無く、複数人いる」と示唆されているため、本作に出演している鴉は原作の鴉とは別人物という意味合いを持たせているのかもしれない。しかし、そうする理由もとくには無い。 ちなみに一部エンディングアニメに出ている他作品からの客演キャラクターも、基本的に原作とは声が違っている。本作出演者が声を当てているようである。 AC版、Wii版が同日に世に出たのに、何故かWii版のみに使用キャラクターが多い謎仕様。 しかもCAPCOM側のみ3Pカラーが存在する。 Wii版エンディングの登場キャラクターがまちまち。 上述されたようにCAPCOM側は他作品のキャラクターも出演しており豪華であるが、タツノコ側は参戦作品以外の客演は無い。これは版権的に仕方のないこととはいえ、本作に参戦している作品のキャラクターすら出ていないのは寂しいところ。またCAPCOM側も他作品のキャラクターは多いが、出演作品のキャラクターはかなり少ない。 きっとエンディングでヒロインやあのキャラクターが出るはず、などと期待を抱いていたファンは肩透かしを食らった。 バグに致命的な物がある。 テッカマンがボルテッカを使った際のエフェクトが残り続ける(*6)など面白いで済む物もあるが、キャラクターが画面から消えてしまうというバグが存在する。発生してしまうと消えたほうが特定の行動を使わない限り戻ってこないので、体力勝ちした段階で使うとどうしようもなくなる。もちろん闘劇でも使用禁止にされたバグ、身内以外では使わない事。 TATSUNOKO VS. CAPCOM ULTIMATE ALL STARS 【たつのこ ばーさす かぷこん あるてぃめっと おーる すたーず】 ジャンル ドリームタッグバトル 対応機種 Wii 発売元 カプコン 開発元 エイティング 発売日 2010年1月28日 定価 3,990円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし ポイント バランス調整 キャラ追加したアッパー版海外版ベースからの変更点も多め前作の要望だったWi-Fi対戦が追加それでもゲームバランスはまだ悪い CAPCOMクロスオーバー関連作品シリーズ タツノコプロシリーズ 概要(UAS) タツノコ3人、CAPCOM2人の計5人のキャラクターを追加し、バランス調整を施した調整版。 海外からの逆輸入版でありメニューやダメージの表示が英語、OPムービーの変更、OPテーマが前作の英語カバーになっている等の変更が見られる。 海外での版権の都合からハクション大魔王は削除されている。 変更点 キャラクターの追加 + 追加キャラクター タツノコサイド 「神速の光刃」テッカマンブレード(宇宙の騎士テッカマンブレード) テッカマンと似たような性能を持つが、動き、技にクセがありうまく立ち回るには慣れが必要。 テッカマンのボルテッカは直線に発射されるが、テッカマンブレードのボルテッカは斜め上方向に発射される。 LV3ハイパーコンボは「全方位ボルテッカ」 「復讐のアウトロー」コンドルのジョー(科学忍者隊ガッチャマン) ガッチャマンキャラの中で一番攻撃力が高いが、動きが鈍重。ガッチャマンキャラの例にもれず空中での性能は高い。アウトローな戦い方で銃の使用もいとわない。 ハイパーコンボに至っては「バードミサイルをぶちこんでやる!(!まで技名)」も起用(*7)。原作同様、地面にいる者は敵味方問わずバードミサイルでダメージを受けてしまう。 LV3ハイパーコンボは「科学忍法竜巻ファイター」 「シビれるキュートガール」ヤッターマン2号 必殺技はクセが強く、変則的なものが多い。崩し性能は高いが火力が低いためコンボをうまく使うことが要求される。 ハイパーコンボ「feat.オモッチャマ」ではオモッチャマを呼び出して一緒に戦う。オモッチャマは勝手に戦うので場合によってはすごいコンボが生まれたりもするが、コンボの邪魔になることもしばしば。 LV3ハイパーコンボは「今週のビックリドッキリメカ」 ヤッターマン1号のものとは性能が異なる。また、ヤッターワンではなくヤッターペリカンが登場する。 これに伴い、ヤッターマン1号の「今週のビックリドッキリメカ」はヤッターワン固定となった。 声優はオリジナル版の岡本茉利氏やリメイク版の伊藤静氏ではなく加藤英美里氏が担当している。他のヤッターマンキャラ同様デザインはオリジナル版準拠。 CAPCOMサイド 「超人カメラマン」フランク・ウェスト(DEAD RISING) 隙は大きいがコンボ火力が非常に高い。 ゾンビを呼び出して攻撃や飛び道具として用いたり、ショッピングカートをどこからともなく呼び出したり、ロックマンのコスプレをしたりとアクの強いキャラクターとなっている。 LV3ハイパーコンボは相手サイズに応じて技その物が大きく代わる。通常サイズ相手には「ファニーフェイスクラッシャー」が、大型キャラには「ビッグエクスプロージョン」が炸裂する。 「真紅の疾風」ゼロ(ロックマンX) キャッチコピーは真紅の疾風 昇竜、突進、飛び道具とほとんどの技がそろった万能キャラ。弱点は体力が一番低いことくらい。 LV3ハイパーコンボは「ダークホールド」 全体的なバランスの調整 前作にあった永久コンボは軒並み削除。 空中コンボがつながりにくくなるよう、空中でコンボをつなげていくと相手が怯みにくくなった。 キャラクターの攻撃力があがったり、技の出がはやくなったり、コンボがつながりやすくなったりとどのキャラクターも使っていて楽しいような調整がなされている。 これにより極端なキャラクター格差が軽減された。 前作では投げ技が打撃に競り負けていたが今回は投げが打撃に勝つようになった。 Wi-Fi対戦の実装 フリーバトル、ランクバトル、フレンドバトル、ライバルバトルの4種類のマッチングがある。 フリー、ランクバトルでの戦いのあとライバル登録が可能。 フリーバトル BPに関係なく、マッチングを行う。ランクマッチでポイントを考えながら戦わずに自由に戦うことができる。 ランクバトル 勝てばBPを得ることができるマッチング形式。こちらも同じ強さの人と当たりやすいといったような仕様はない。 ライバルバトル フリーマッチ、ランクマッチでライバル登録をした人がマッチングを申し込む対戦 申込まれた相手はWi-Fiメニュー画面の右上に気づかない限り試合が成立することはない。 フレンドバトル Wiiのオンラインゲーム同様、フレンドコードを教え合ったユーザーとのみ行うことができる対戦。 タツノコキャラクターに3P、4Pカラーの追加 前作では原作のイメージを壊さないようにとタツノコキャラクターには1P、2Pカラーしかなかったが今回はWi-Fi対戦が追加されたことを受け、制作側が竜の子プロダクションに交渉し3P、4Pカラーが追加された。中には原作のイメージとは逆のカラーもある(白鳥のジュンなのに黒カラー等)。 CAPCOMキャラクターに4Pカラーの追加 キャラクター個別のミニゲームの削除 代わりに前作のミニゲームの一つのシューティングゲームが大幅に強化された形で追加されている。 新ステージの追加 キャラクター専用BGMの廃止 キャラクター固有EDのイラストがアメコミを多く手がけているUDONエンターテインメントが描いたイラストに総入れ替え。 さらに一部キャラクターのEDも変更されている。 その代わり、前作に全キャラクターにあったエンディングアニメムービーは無くなった。 問題点(UAS) バランスの悪さは相変わらず 前作にあった永久コンボに調整は入ってはいるが、新たな即死コンボが誕生していたりと結局ピーキーな対戦バランスなのは変わりない。 また、超ハイスタンダードなぶっちぎりのキャラ性能を持つゼロ、強力な立ち回り性能や極めて高いコンボ力を持つテッカマンブレード、コンドルのジョーといった新キャラも増えており、キャラ差も相変わらず。 ハクション大魔王がリストラされた。 海外展開の版権上の都合とは言え、やはり不満に思うユーザーは多い。日本発売版にのみ追加する等、やり方はあったと思われるが…。 キャラクター個別のBGMが削除された事。 これも版権の都合からとの事。版権に抵触しなかった参戦キャラクターは続投できているのに。 総評 4ボタン式で、さらに簡単コンボのように誰でも簡単にプレイできるシステムが搭載されている一方で、バロックコンボやメガクラッシュ、ヴァリアブル・エアレイドでやりこみたい人はどこまでも強くなれる要素も搭載し、ライトユーザー、ヘビーユーザーの両方が満足できるようにした意欲作。 永久コンボがあったりキャラクターの格差などバランスは大味だが、キャラゲーとしての完成度は高く、ド派手にタツノコキャラクターが画面狭しと暴れ回る姿は非常に爽快で見ていて楽しい。 ビジュアル的にも森気楼氏のバタ臭いタッチが、同じく元祖バタ臭いタッチのタツノコキャラクターに見事にマッチしている。 余談 企画段階では『とんでも戦士ムテキング』の「ムテキング」、『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』の「中原小麦」、『逆転裁判』の「成歩堂龍一」、『CAPCOM FIGHTING Jam』の「イングリッド」の参戦も予定されていたが、男女比や版権上の都合でお流れとなった。 このうち成歩堂龍一は『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』で、今作に登場したフランクと共に参戦することになった。 記事の中で何度も触れられている通り、何かと版権の都合に振り回された作品でもある。 元々タツノコプロは海外でたいへん人気であり、今回のクロスオーバーもその人気を狙って企画されたものだったのだが、肝心の海外での版権問題のクリアにかなり手間取り、発売予定も延び延びに。そして上述の通り版権の都合で削除・変更された箇所が多数見受けられることから、調整に苦労したことが窺える。 結局予定からかなり遅れての発売になってしまい、売り上げもあまり伸びずに終わってしまったとの事。 国内最大の格闘ゲーム大会『闘劇』のタツカプ部門も、版権の都合によりDVD化されなかった。 追い打ちをかけるように公式サイトも閉鎖され、年月が経ったことで生産終了となっているため地域によっては探すのが非常に困難となってしまっている。 ちなみに、AC版の基板はWiiベースの基板であることが判明している。具体的なシステム基板名等はシルク印刷にも記されておらず詳細は不明(*8)。 ただし、任天堂のロゴが基板上に印刷されているので任天堂が設計/開発した基板であることは十分考えられる。なお、カプコン含め他社の作品で本作以外に同等の基板を使用した作品は現在確認されていない。
https://w.atwiki.jp/pigg_world/pages/28.html
一度必要人口に達したシリーズのカタログはその後人口が減ってもいつでも見られる カタログの建物情報は建物へ移動予定 マイアミシリーズ ロンドンシリーズ カントリーシリーズ 70年代シリーズ ネイチャーシリーズ エーゲ海シリーズ 香港シリーズ ラスベガスシリーズ パリシリーズ(未実装) ドバイシリーズ(未実装) マイアミシリーズ シリーズ1:人口50人以上 シリーズ2:人口100人以上 住宅名 初期/最大 時間 建設消費スタミナ 施工費 サイズ お願いされる食べ物 マイアミハウス 12/48 3時間 2 30000wc 3×3 プレーンドーナツチョコドーナツイチゴドーナツ マイアミプール付ハウス 20/80 6時間 3 40000wc 4×4 イチゴドーナツクリームドーナツコーヒー マイアミパラソルハウス 30/120 12時間 4 60000wc 4×4 ロンドンシリーズ シリーズ1:人口500人以上 シリーズ2:人口1000人以上 住宅名 初期/最大 時間 建設消費スタミナ 施工費 サイズ お願いされる食べ物 ロンドンハウス 15/60 2時間 3 40000 3×3 ミルクティーカフェラテベリーティー ロンドンのバイカラーハウス 23/92 5時間 4 65000 4×4 イチゴパンプレーンパンケーキアップルパンケーキ ロンドンのゴージャスハウス 30/120 10時間 5 90000 4×4 プレーンパンケーキアップルパンケーキミルクティー カントリーシリーズ シリーズ1:人口5000人以上 シリーズ2:人口10000人以上 住宅名 初期/最大 時間 建設消費スタミナ 施工費 サイズ お願いされる食べ物 ノルウェーカントリーハウス 20/80 1時間 3 70,000wc 3×3 ノルウェーの木こりの家 32/128 3時間 4 90,000wc ノルウェーのカントリーログハウス 45/180 6時間 5 120,000wc 4×4 70年代シリーズ シリーズ1:人口15000人以上 シリーズ2:人口30000人以上 住宅名 初期/最大 時間 建設消費スタミナ 施工費 サイズ お願いされる食べ物 日本のトタン屋根の住宅 28/112 3時間 3 20,000wc 3×3 ? 日本のトタン屋根の2階建て住宅 35/140 6時間 4 25,000wc 4×4 ? 日本の瓦屋根の邸宅 50/200 12時間 5 30,000wc 5×5 ? ネイチャーシリーズ シリーズ1:人口45000人以上 シリーズ2:人口60000人以上 エーゲ海シリーズ シリーズ1:人口80000人以上 シリーズ2:人口100000人以上 香港シリーズ シリーズ1:人口125000人以上 シリーズ2:人口150000人以上 ラスベガスシリーズ シリーズ1:人口175000人以上 シリーズ2:人口200000人以上 パリシリーズ(未実装) シリーズ1:人口225000人以上 シリーズ2:人口250000人以上 ドバイシリーズ(未実装) シリーズ1:人口275000人以上 シリーズ2:人口300000人以上
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2966.html
ゲームブックDS アクエリアンエイジ Perpetual Period 【げーむぶっくでぃーえす あくえりあんえいじ ぱーぺちゅあるぴりおど】 ジャンル ゲームブック型アドベンチャー 対応機種 ニンテンドーDS メディア 512MbitDSカード 発売元 ブロッコリー 開発元 日本アートメディア 発売日 2010年2月25日 定価(税別) 通常版 4,800円 限定版 8,800円 プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12歳以上対象) 判定 クソゲー ポイント 2010年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点 普通のアドベンチャーゲームをあくまで「ゲームブック」と主張携帯アプリにも劣る快適さ、その癖選択肢の難易度が高め進行に問題を生ずるバグの存在、その他多量に存在する表示バグカードのおまけでゲームが付いてきたようなもの クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 ゲームブックDSシリーズソード・ワールド2.0 / 鋼殻のレギオス / アクエリアンエイジ 概要 ストーリー システム 問題点 バグ 評価点 総評 余談 その後 概要 ブロッコリーの『ゲームブックDS』シリーズ第三弾。 萌え系トレーディングカードゲームの先駆者(*1)『アクエリアンエイジ』(アクエリ)のキャラ設定を下敷きにしたゲーム。 設定は『アクエリ』のものも一部採用されてはいるが、基本的にストーリーやキャラクターは本作オリジナルである。 なお、タイトルの「Perpetual Period」は直訳すると「果てしない時代」。 イラスト担当は藤真拓哉氏。 ストーリー 主人公・鳴神恭は、幼馴染である神社の娘・鳴神美琴の元に養子に入った孤児の高校生。生活は怠惰で、朝起きるのを渋っては美琴に叩き起こされるのが日常茶飯事、授業中は専ら教室や屋上で寝ている。そんな中恭が住む紅月市では、今月になって原因不明の発火による死亡事件が相次いで発生。「発火」というキーワードが、恭と美琴が幼いころに体験した謎の火災事件を思い出させる。美琴は、恭に事件について調べたいと提案するのだった。 システム 6人のメインヒロイン(美琴・ここな・ルゥリィ・優芽・リディア・アィ)がおり、それぞれにシナリオ・エンディングが1つずつ存在する。 全シナリオに共通して、物語は4月21日から27日までの7日間が描かれる。 ただし、初めに選べるのは美琴・ここな・ルゥリィのルートのみ。22日に複数ある選択肢次第で、残り5日間誰のルートになるか決まる仕組み。 上記3人を全てクリアすると、優芽→リディア→アィとルート固定で話が進み(分岐するわけではないので、21日からそれぞれ独自のストーリー展開になる)、都合7周目で初めて解決編に移行する。 問題点 「ゲームブック」と名乗ってはいるが、内容は普通のアドベンチャーゲームそのものである。 選択肢の中では選ぶと一発でゲームオーバーになるものもあるが、それだけでは「ゲームブック」にはならない。 尤も、そんな選択肢を多発しているようなゲームブックでは確実に駄作の謗りを受けることは間違いないが。 そもそも、説明書にゲームブックに付き物の戦闘のルールなどが書かれていない点で「怪しい」と感じられるのだが。 限定版についてくるドラマCDでも突っ込まれている始末。 ルート分岐についても問題がある。 シナリオ上の必然とはいえ、自由にルートを選べないのは恋愛シミュレーション的に本作を見た場合不満が残る。 ヒント機能などの洒落た物もなく攻略サイトも見当たらないため、ルートに入るための条件が分かり辛い。 後述のセーブ面の問題もあって、特定のシーンやシナリオを再プレイする場合は最初からもう一度プレイすることを強いられる場合が多い。 システム周りは2010年のゲームでなくともかなり酷いレベル。恐らく十年は遅れている。 ルート分岐やゲームオーバー直行の選択肢などがあるにもかかわらず、セーブデータはたったの3つしかない。もう1度見たいシーンやシナリオのセーブデータを取っておくなどということは難しく、やるにしてもせいぜい1つで妥協することになる。 セーブ・ロード画面で確認できるセーブデータの説明に「現在の(ゲーム内の)日付」「現在のルート」しか書いておらず、セーブ地点の状況が碌に把握できない。 バックログ機能や既読部分スキップ機能ぐらいはあるが、バックログから音声が再生できない、既読スキップは右ボタンを押しっぱなしにしないと機能しないなど若干の不満点は挙がる。 シナリオ自体も見るに堪えないという程ではなく「見どころ」と言えるものはあるが、全体には凡作かそれ以下の出来。 色々と事件は起こり、その過程でヒロインと仲良くなっていく描写は描かれているのだが、結局物語が進展するイベントがあまり多くないので全体に引き延ばし感が漂う。 都合7周も引っ張った割に、ラスボスとの決戦やエンディングは至極あっさりと終わる。 ラスボスの部下は非常に強く、こちらがもっと力をつけないと全く歯が立たないとされる描写が何度もある。色々あったものの目に見える形での成長は最後まで殆どなかったのだが、結局最後は土壇場で「主人公の想いの強さ」によってあっさり倒してしまう。 ただし原作設定でも「マインドブレイカー」(*2)の想いによる「マインドブレイク」(*3)で少女達が簡単にパワーアップする世界である。尤も毎回パワーアップがリセットされる事が基本の「対戦型カードゲーム」(原作)や「面クリア型ウォーゲーム」(後述の東京ウォーズが該当)ならともかく、アドベンチャーゲームでそれは如何かと言う話もあるが(*4)。 エンディングについては、ラスボスを倒した後の余韻に浸ったりこれまでの道のりを振り返ったりなどは一切なく、単にヒロインとイチャイチャしたり「これからも共に歩んでゆく」みたいなセリフが入ってすぐ終わる。その量たるや、ボイスやメッセージ送りを一切スキップせずに進めても3~4分で終わるほどで、ライターが力尽きたんじゃないかと疑うくらい短い。 先に若干述べた通り、メインヒロイン6人それぞれに対して最終盤のシナリオやエンディングが変わる。最終日前日に選んだメインヒロイン1人と共にラスボス戦を戦い、エンディングを迎えることになるのだが、それまで仲間全員で戦っていたシナリオが急にヒロインと2人っきりのシナリオになるため大きな違和感が残る。強大なラスボス相手にヒロイン全員で戦うのは至極当然なはずなのだが、選ばれなかったメインヒロイン5人は何の説明もないままラスボス戦には全く登場せず、そのままエンディングまで出番は一切ない。 『アクエリアンエイジ』の世界観を下敷きにしていても、その世界観を全く活かせていない。「マインドブレイカー」の設定は登場するが、他の要素は原作とほとんど関係ない。 原作のTCGでは6つの「勢力」が覇権を争っているという設定であり、このゲームのヒロイン6人もプロモーションカードではそれぞれの6勢力に分類されている。しかしそういった世界観は本作ではほとんど描写されておらず、「WIZ-DOM」「極星帝国」といった原作の単語が何度か出てくるぐらいで本筋のストーリーにはごく僅かにしか関わってこない。 立ち絵のパターンに乏しく、顔が10パターン程度変わるだけでポーズは一切変化しない。 服装も各キャラ1~3種類(多くのキャラは2種類)しか存在しないため、例えば「制服」「巫女服」の2パターンしかない美琴(神社の娘)は、「自宅の中でも、事件を調査しに街中を散策する際もずっと巫女服」という事態が起こる。 一応はキャラクター説明で「家でも巫女服でいるのが好き」とあったり、デートに巫女服で来た際も「巫女のバイトが急に入って」と言ったりとフォローはあるのだが、段々と言い訳に見えてきかねないのは否めない。 リディアが(本人の勘違いから)体操服やスクール水着を着て授業を受けることになるという明らかにサービスシーンらしき場面があるのだが、リディアの服装は1種類しかないためその場面でリディアの立ち絵は一切現れない。1枚絵も出ない。 ゲーム内や『アクエリアンエイジ』の重要単語を解説した辞書機能が付いており、会話中でその単語が出てきた際に見られるようになっている。しかし長くても60文字程度の簡単な解説しかないうえ、項目数が20余りと非常に少なくほとんど用をなしていない。 そのくせ、別に本作特有の単語でもなんでもなく、ほとんど必要のない項目もある。「予知」…「近い未来に起こる事態を見ることのできる超能力。」分かってるよ! 日常風景のシーンで流れるBGMが、ヘンデル作曲「見よ勇者は帰る」(表彰式でよく流れるあの曲)に酷似している。著作権のとうに切れたクラシックなので法的に問題はないものの、BGMを理由もなくクラシックから引用するというのはモノ作りの姿勢としてどうかという話である。引用したと断定することはできないのは確かだが。 なお、サウンドテストで見られるこの曲のタイトルは「Aquarian Age」…つまり、このゲームのタイトル(ひいては、カードゲームを中心とするメディアミックス全体のタイトル)と同名である。故意にしろそうでないにしろ、メインテーマと思しき曲がオリジナリティの全くない曲というのはどうなのか… サウンドテストにて、曲のタイトルが「アルカードと夜羽子の別れ」など、原作カードゲームをやっていないとさっぱり分からない人名・固有名詞が使われている。モード自体には問題ないのだが、途中で企画の変更でもあったのだろうか。 登場キャラクターはカードゲームに既に登場していたキャラクターではなく、全てこのゲームで初登場したキャラクターであるため、ファン向け作品としても当時としては微妙なものだった。 このゲームの限定版特典として登場キャラクターのプロモーションカードが封入されてはいるのだが、既存キャラクターのファンへの訴求力は高くないと言わざるを得ない。 バグ とにかくバグや不具合だらけで、一度でも通しプレイをしたならば気づいて当然レベルのものがスルーされている。 「ギャラリー」でCGを見た後にゲームをスタートまたはロードすると、セーブ ロードを始めとしたコンフィグ機能が使えないためセーブすらできなくなってしまう。 電源を切れば元に戻る性質のもので、公式サイトのほうにもそのバグについて報告されているが、アドベンチャーゲームでセーブ不能のバグとはあまりにお粗末。 表示されている文章と台詞がずれており、既に読んだ1つ前の文章・まだ読んでいない次の文章のボイスが再生される場合がある。 立ち絵及び背景の指定にミスがあり、居ない筈のキャラ立ち絵が出ていたり、CGに立ち絵が重なるような場面もある。 ゲームオーバーになった際のシーンに使われているCGが「ギャラリー」に登録されず、わざわざCGが表示されるシーンでセーブする必要がある。 その他、誤字脱字など。 後期出荷版では、バグは確認出来る限り全て修正されている模様。 直しただけまだマシではあるが、これでは、初期版のユーザーは有料デバッグをさせられたのに近い。 評価点 メインヒロインはボイス付きで、堀江由衣氏、沢城みゆき氏、田村ゆかり氏、榎本温子氏、榊原ゆい氏、高垣彩陽氏と名の知られた声優が多い。 ただし、DSの容量の都合か作業量の関係か、ボイスが付いている部分はキャラクター登場時と終盤の重要シーン、分量にして全体の10~15%程度に限られる。 総評 不親切かつボリュームに乏しいシステム設計と、デバッグという作業をしたのか疑わしくなるような多くのバグが評価を大きく落とした。現在一部のロムではバグは修正されておりまともに遊べるようになっているため、興味を持ったプレイヤーは買ってみるのもいいかもしれないが、一個のアドベンチャーゲームとしてもかなり微妙な出来なのでお勧めはし難い。 初回限定版にプロモーションカードやドラマCDが付いてきたため、それらの「おまけ」だと見做されているのが現状である。 余談 アクエリアンエイジのゲーム化・映像化作品は、最初のコンピューターゲーム化作品『アクエリアンエイジ~東京ウォーズ~』(PS1)の頃から「カードのおまけ」扱いではあり、特に本作に限った話ではない(*5)。 プロモカードは本家で使用可能だが強くもなく弱くもなく、「愛があれば使える」レベルのものにまとまっている。以前犯した「プロモカードが強すぎて本家TCGのバランスを崩す」という失敗は繰り返していないようだ。 かつてはプロモカードを(デッキ制限の)4枚ずつ揃える為に1万数千円するOVA限定版を4つ買う猛者も居た(DVD本体はすぐさま二束三文で中古屋行きだが)。ただしTCG市場では人気カードは1枚数千円で取引される為、コアゲーマーにとっては安い買い物なのだろう(*6)。プレイヤー人口が上回る『マジック ザ・ギャザリング』や『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』に至っては1枚数万円で取引されるカードが普通に存在する(*7)。 ゲームブックDSシリーズ第一弾の『ソードワールド2.0』の評判がよろしくなかった為、本作の出来も危ぶまれていたという。 さらにゲームブックDSシリーズ第二弾の『鋼殻のレギオス』では「エピローグ近くで必ずフリーズする」という致命的なバグを抱えていたためその危惧に拍車がかかる事となった。本作は「それと比べれば」まだマシになっているらしい。 …尤も、三作ともこんな出来ではいずれもゲームブックを名乗るのさえおこがましいものであるが。下手をすると粗製乱造品が多かった時代のゲームブックよりも品質が悪い(*8)。 その後 このゲームのプロモーションカード6枚は約1年後に別のカードパックで再録された。このゲームの存在価値がますます下がってしまったと言える。(*9) 同時に関連カード(*10)による強化も行われており、このゲームのキャラクター(のカード)が活躍するチャンスが増えたと思えば、悪いことではないのかもしれないが。 それ以前に、このレベルのゲームもまともに作れなくなってしまったブロッコリーの未来が危惧されてならない。 この作品の2ヶ月前に発売された『ダイスダイスファンタジア』も売れ行きが悲惨だったせいで目立たないものの、比較的単純なボードゲームというジャンルでありながら酷い出来であった。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3750.html
ボンバーマンランド2 ~ゲーム史上最大のテーマパーク~ 【ぼんばーまんらんどつー げーむしじょうさいだいのてーまぱーく】 ジャンル バラエティゲーム 対応機種 プレイステーション2ニンテンドーゲームキューブ 発売元 ハドソン 開発元 ラクジン 発売日 【PS2】2003年7月17日【GC】2003年7月31日 定価 6,279円(税5%込) 廉価版 【PS2】PlayStation 2 the Best 2004年8月5日【GC】ハドソン・ザ・ベスト 2004年8月19日各3,800円(税5%込) 判定 良作 ボンバーマンシリーズ 概要 ストーリー モード紹介 ボンバーマンランド ランドアドベンチャー カジノアドベンチャー サバイバルボンバーマン ボンバーマンバトル ボンバーマンカート・ぱにっくボンバー・さめがめ 評価点 問題点 総評 余談 概要 PSで発売された『ボンバーマンランド』の続編。ボンバーマンを使ったミニゲーム集のようなもの。 前作をベースにサバイバルボンバーマンなどの新たな要素を追加したもので、所詮マイナーチェンジとも言える。 しかし、その出来は前作をも上回るものだった。 ストーリー ボンバーマンランド ある日、ボンバーマンランドのエンチョウさんから手紙が届いた。「ボンバーマンランドからのお知らせ!いよいよ新しいボンバーマンランドがオープンされちゃうのね!というわけで、またまたお友達と一緒に遊びに来てほしいのねーっ!」ピースをすべて集めるとピースキングかピースクイーンの称号、そして豪華賞品がもらえるとのこと。はたして、しろボンはピースキングになることができるのか。 ランドアドベンチャー ボンバータワーでパーティーを行っている最中、プリティボンバーが何者かに誘拐されてしまう。他のエリアへ探しに行くも、そこでは不気味な音楽が流れ、人々は狂い、正体不明の敵がうろついている始末。しろボンはプリティボンバーを救出し、ランドに平和を取り戻すため立ち上がる。 カジノアドベンチャー カジノ界のカリスマ、ジャックポット伯爵が世界一のギャンブラーを決める大会「目指せ!カジノキング!」を開催した。その内容はわずか500凡を100000凡にするというとんでもないものだった。スロット、カード、ダイス、何でもありの戦い。ライバル達がひしめく中、カジノキングになることはできるのか。 サバイバルボンバーマン 宇宙のどこかにあるミニボン・キングダム。そこではボンバーマンとミニボンが平和に暮らしていた。だが、謎の敵によって王様は誘拐され、国はあっという間に占拠されてしまう。ミニボンを救い出すため、しろボンは立ち上がった。 モード紹介 ボンバーマンランド 前作と同じく、アトラクションをクリアしたり、謎を解いたりして「ピース」を125個集めるのが目的。 園内にはゲートがあり、規定のピースを持っていないと先に進めないようになっている。 ランドは5つのエリアに分かれており、それぞれ特徴が異なる。それぞれのゾーンには25個のピースが隠されている。 ピースはどれも簡単には入手できない。だが、アトラクションのピースは何回も失敗するとピースをくれるという救済処置があるため、下手でも大丈夫。 謎解きもそれほど理不尽なものは少なく、少し考えれば解けるものばかり。 途中、「ボンバーマンゲームハウス」ではサバイバルボンバーマン、「レース場」ではボンバーマンカートを行うことになる。 園内では4コマ漫画やサウンドモードのCD、新カートなどが購入でき、それぞれのモードで使うことができる。 + ... レッドゾーン 最初に探索するエリア。自然が豊富。 ブルーゾーン 中央に位置するエリア。水が多い。中央にはキャッスルが建っている。 イエローゾーン 乗り物が多いエリア。和風のエリアもあったりする。 グリーンゾーン 大自然に囲まれたエリア。恐竜エリアやウエスタンエリアもある。 ホワイトゾーン 落ち着いた感じのエリア。ボンバータワーが建っている。 イルカ島 レッドゾーンから行くことができるエリア。ホテルがあり、地下にはカジノがある。 前作では目立つキャラが少なかったが、今作では主人公の友人が追加された。 前作より続投のプリティボンバーの他、クールな性格のくろボン、何故か赤ん坊になったあかボン、金持ちのボンボンのゴールドボンバー、スポーツ万能のあおボン、秀才のみどりボンが追加。 彼らはメールでピースのありかを教えてくれたり、レースで対戦したりと、時には協力、時には敵対することになる。 今作以降の作品でもキャラ設定はさほど変わっていないため、おそらくこの作品がベースとなっている。 アトラクションをクリアするのがメインだが、隠されたピースが多く、聞きこみなどの情報収集が重要になる。 アトラクションもかなりの種類があり、どれも質が高い。 + 一部のアトラクション紹介 キャノンボール ビームを発射してボールを破壊していくゲーム。ボールは序々に小さくなっていき、最も小さい状態で撃ち込まなければ点にならない。後半はボールの数が増えるため、撃ち込む順番が重要になる。残機がなくなるとゲームオーバー。 どきどきハイウェイ 車をかわしつつ、どこまで進めるかを競うゲーム。どんどんスピードは上がっていき、車も増えていく。障害物にぶつかるとゲームオーバー。ちなみに、似たような「どけどけハイウェイ」というゲームでは戦車で他の車から燃料を奪いつつ進むというものになっている。こちらでは、パトカーにぶつかるか、燃料が切れるとゲームオーバー。 爆弾工場 流れてくる色つきの爆弾を仕分けするゲーム。1個でも間違えたらゲームオーバー。上級バージョンでは色が3種類に増える。 サブマリン 魚雷による攻撃を避けつつ、爆弾を投下して潜水艦を潰していくゲーム。自機の移動速度は遅く、金の潜水艦を欲張って狙うと魚雷の餌食になる。残機がなくなるとゲームオーバー。 銀河鉄道 鉄道を操作して車両をすべて回収し、駅に向かうゲーム。隕石の他、自分の車両に当たってもミスとなる。残機がなくなるとゲームオーバー。 えらんでドカン! 3つの土管のうち爆弾が入った1つを選んで爆弾を爆発させるゲーム。最初に爆弾が土管に入り、シャッフルされる。そして、爆弾が入った土管を選んでいく。後半になると土管が4つに増える。ちなみに、似たような「いろいろドカン」では、爆弾の色に対応した土管を選んでいくようになっている(例えば、マッチの炎が赤なら赤い爆弾を選ぶ)。爆弾が入っていない土管や爆弾の色に対応していない土管を選ぶとゲームオーバー。 パニック列車 3つのレーンがあり右から列車が来る。橋をかけたり解除したりして客車と爆弾列車を仕分けるゲーム。一度でも客車を落としたり、爆弾列車を通してしまうとゲームオーバー。上級者版では5レーンに増えている。 ランドアドベンチャー サバイバルボンバーマンの戦闘システムを使ったモード。 基本的な流れとしては、ゾーン内の敵を倒しつつイベントを消化し、ボスを倒すというもの。 ただ、レベルの概念が無く、いくら戦闘を行っても主人公は強化されず、各ランドのボンバーマンゲームハウス等でボムや武器を貰う程度。(*1) HPも自動回復しないので、慎重に戦うことが重要。 ストーリーを進めるためのフラグ管理が複雑で、本編以上に人に話しかけることが重要。 ただ、本編と異なり、ヒントを教えてくれる人物が全てのエリアにいるため謎解きでつまる事は少ない。 このモードをクリアすると隠しゾーンに進むことができる。 余談だが、このモードで主に流れるダーク音楽(通称)はなかなか不気味で人によっては不快になるかもしれない。 カジノアドベンチャー ホテルの地下にあるカジノを舞台にしたモード。 とにかく金を稼ぐことが目的で、作業となりがちなモードでもある。 一定金額集めるとイベントが発生することがある。イベント自体は決して悪くないのだが、それでも退屈さを何とかできるほどではない。 スロットなどが好きならば面白いモードだが、特に興味がなければあまり面白くないモードと言える。 ちなみに200000万凡集めると… サバイバルボンバーマン これまでのバトルゲームとは異なるアクションゲーム。 7つのコロニーに侵入し、ミニボンを救出するのが目的で、その数300人。 武器は爆弾、ブーメラン、ハンマーの3種類。 ステージは自動生成され、毎回構造が変わる。ただし構造によってそのフロアで救出できないミニボンはいない。 武器のレベルアップやクリア後にしか救出できないミニボンもおり、やりこみ要素も十分。 ミニボンにはヘルメット付き、針付きヘルメット付き等通常のミニボンと違うミニボンがいる。ヘルメット付きは次の階にもついて来る、針付きはヘルメットミニボンの能力に加えてとあるコロニーでついて来る。 ボンバーマンバトル いつも通りのバトルゲーム。 大きく変わった要素はないが、新たに2つのルールが加わり安定した面白さを誇る。 新アイテム「ボムジャンプ」が追加。ジャンプができるアイテムはボンバーマンシリーズでも珍しい。またサドンデスありだと、最終的に全面埋め尽くされるハードブロックを切り抜けられて勝利がほぼ確定する程強力。獲得すると皆から狙われたり争奪戦になり易い。 バトルゲームでは珍しくリモコンも登場する。こちらも同じく争奪戦になり易くCOM(つよい)に取られるとかなり凶暴になるのでうかつに近づくのは危険。 新ルールはスターとポイントバトル。 スターバトルはステージ上のハーフブロックに隠されたスターパネルを一番多く獲得したものが勝ち。 やられるとスターが半分散らばってしまう。ただしリタイアという概念は無く何回も復活できる。 ポイントバトルは相手を倒しまくってポイントが一番高かった者が勝ち。死んでもその場で復活し所持している基本アイテムを複製してばらまく(よって最終的にカンストになる) 倒すと+1、やられると-1、自爆すると-2ポイント。 ボンバーマンカート・ぱにっくボンバー・さめがめ それぞれ同名のゲームとほぼ同じ。 だが、ぱにっくボンバーはシステムが大きく変更されており、どちらかと言うとアレンジに近い。 ボンバーマンカートは5コース+逆走で10コース収録。逆走コースはショップで購入する事で遊べる。 キャラはしろボン、くろボン、あかボン、プリボン、ゴールドの5人と隠し1人。 カートは5種類と隠し2種類。 好きなコースと周回数を決めて遊ぶバトルレースと、5コースを走ってポイントを競うグランプリモード、タイムアタックがある。 評価点 圧倒的なボリューム。 メインとなるボンバーマンランド、サバイバルボンバーマン、ランドアドベンチャー、カジノアドベンチャーの他、いつものバトルゲームやカート、ぱにっくボンバー、さめがめも搭載。 GBAに付録のゲームをコピーすることができたり、4コマ漫画を見ることができたりとおまけ要素も充実。パッケージに書いてある「ゲーム史上最大のテーマパーク」という宣伝文句は決して伊達ではない。 前作よりもアトラクションが増加され、上級モードも含めると、その数なんと80種類以上。 グラフィック、BGMも好評。 一部のグラが粗いが、さほど気にならないレベル。 問題点 ボンバーマンランドでノーヒントの謎解きが多い。 ほとんどの謎解きはそばにいる客やスタッフがヒントを言ったりするのだが、そのようなヒントがないピースもたまにある。 前作ではインフォメーションでヒントをもらうことができたのだが、今作ではない。 基本的にその時点で入手できるピースをすべて入手しなければ次のエリアには進めない。そのため、自由度が低いという意見も。 園内は広いのだがワープなどがないため、移動が若干面倒。 特にグリーンゾーンではイエローゾーンからモノレールを使わなければいけない場所があり、手間がかかる。 ただ、移動速度は割と速めで、ロード時間も短い。 総評 多くのジャンルのゲームがあり、とにかく圧倒的なボリュームを誇る作品。だからといって内容が薄いというわけでもなく、個々のレベルもかなりの高水準。 一人でじっくり楽しむもよし、多人数でわいわい楽しむもよし。そう簡単に飽きは来ないため長く楽しめる。 あまりゲームをやらないライトユーザーでも、やりこみ派のコアゲーマーでも楽しめる良作である。 余談 コロコロコミックでボンバーマンの漫画を連載していた漫画家のむさしのあつしをモデルにした「むさボン」というキャラが登場している。ランドアドベンチャーでは割と重要な情報を教えてくれる。 続編『ボンバーマンランド3』や『タッチ!ボンバーマンランド』などでは何故かあかボンはリストラされている。